冷遇されるはずの側妃ですが、皇帝陛下が毎晩部屋に来ます

没落寸前の伯爵家から、政略の駒として後宮に入れられた令嬢ミレシュカ。
名目上は「愛されない側妃」であり、皇帝の寵愛など最初から望めない立場のはずだった。

けれど入宮初日の夜、誰にも知られぬよう彼女の部屋を訪れた皇帝ゼルハルトは、昼間の冷淡さとはまるで別人のように、静かで執着じみた熱を見せる。
公の場では一切目を向けないくせに、夜になると毎晩現れる皇帝。甘く守るような言葉も、独占欲を滲ませる視線も、誰にも知られてはいけないものだった。

これは、冷遇されるはずだった側妃が、表向きの無関心の裏に隠された皇帝の一途な執着を知り、やがて後宮そのものを塗り替えていく物語。
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