わたしのかみさま
神様は、私を助けなかった。
父を亡くしてから六年。
高校生の詩織は、人の心を支えるために開発された対話型AI《カミ》のモニターとなる。
それは“神”として設計された存在だった。
正しさを返すAIと、喪失を抱えた少女。
対話を重ねるうちに、少しずつ変化していくものがあった。
これは、救済を与える物語ではない。
消えない問いと共に生きるための、静かなSF短編。
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