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2.気持ちいいのがバレるまで(性描写注意)
「首、そんなにくすぐったい?」
奏は俺の近くに詰めて座り直し、指先で俺の首に触れた。
「触んなって。くすぐったいだろ、生き物の弱点だぞ」
俺は首を手でガードしながら奏を睨む。
「わかんないなあ。ゾワゾワすることはあるけど、そこまでじゃないし」
奏は心底不思議そうな顔で、手で隠された俺の首を見つめた。こいつの厄介なところはここだ。少しくすぐった程度ではなんともない。だからいつも、俺が一方的にやられる羽目になる。
「でも拓海のくすぐったいところはだいたいわかるよ」
奏はどこか得意気な表情で笑うと、俺の背後に手を回し、両脇腹を指でくすぐった。刺激が強すぎて、とても我慢できない。
「やめろって、まじで」
俺は身を捩りながら奏の両手を押さえる。反動で奏が後ろから俺に抱きついてきた。
「たっくん、大胆だね」
後ろから奏の楽しそうな声が聞こえる。俺は一応奏の両手を掴んだまま、奏から離れようと動いた。しかし、俺が少し動くたびに奏も一緒に動くから、結局俺たちの距離は変わらなかった。
「逃げないでよ、たっくん」
奏は俺の肩に顔を近づけ、耳元で言う。そしてそのまま俺の首に唇を這わせた。いつの間にか奏の両手は俺の腰に巻きつき、ぎゅっと抱きしめられている。
「ちょっ、まじでくすぐったいんだって」
俺は首を動かし、奏から逃れようとした。しかし奏は
「耳も? たっくん、お耳好きだもんね?」
と言いながら、今度は耳に唇を寄せた。
「んっ⋯⋯だから、やめ⋯⋯」
俺がまた体を動かして逃げると、
「こっちはもう押さえなくて平気?」
と言って、忘れていた脇腹をまたくすぐられる。
「うぁ⋯⋯奏⋯⋯」
思わず腹筋に力が入る。
「拓海は気持ちいいところがたくさんあって大変だね」
ゆっくりと体を触るように指を動かしなから、奏は言った。脇腹、お腹と順番にくすぐられる。
「奏⋯⋯っはぁ、くすぐったい⋯⋯」
俺は癖で両手の甲で口元を隠した。気づかないうちに顔が上を向く。
「くすぐったい?」
奏は俺の首筋に唇をつけながら聞いた。俺は声を漏らさないように気をつけながら、こくこくと頷くだけで返事をする。
奏の指が体をくすぐりながら俺の胸に触れた。思わずびくりと反応する。奏の指は胸の横や下をゆるゆるとくすぐった。俺はそれすらもくすぐったくて、体を強ばらせる。
「ん⋯⋯ん⋯⋯はあ、あう⋯⋯」
途中、声を気にするあまり何度も呼吸を忘れ、そのたびに体が俺を喘がせた。
胸や脇を存分に触ったあと、奏は突然俺の服から片手を出し、無防備に晒された首に触れた。顎から喉仏、鎖骨にかけて、奏の指が何度も往復しくすぐる。
「んんんんんっ」
俺は目を固く閉じ、唇を噛み、口に当てた手をぎゅっと握ってその刺激に耐えた。もう嫌だ、つらいと思うのに、俺の体は拒否の仕方を忘れていた。
「ふふ、可愛いね」
奏が耳元で笑った。奏はそのまま頬や耳も好き勝手に触り、気が済むとまた服の中に手を戻した。
「はっ、はあ、はあ⋯⋯」
俺はなにも考えず、薄目で天井を見た。呼吸が荒い。今はとにかく体が酸素を求めている。
「大丈夫?」
奏は横から俺の顔をのぞき込むようにして聞いてきた。自分のせいだとは夢にも思っていないような顔で、心配そうにしている。
「⋯⋯うん。落ち着いた」
俺はちらりと奏を見て答えた。奏はそれを聞いて安心したように微笑むと、後ろから俺の肩に顔をうずめ、抱きついてきた。
「よかった。無理させちゃったかと思って」
奏は俺に抱きついたままつぶやいた。そして
「じゃあ、続けるね」
そう言って、俺の服を脱がせ始めた。
話が違うぞ! と、俺は叫びたかった。しかしそのときにはもう奏の手が俺の胸に触れ、今まで焦らしていた分を取り返すかのように自由に動いていた。
「んん⋯⋯あっあっはぁ⋯⋯」
刺激が強く、手で口を押さえていても声が漏れる。それが嫌で、俺は手に力を込めた。
「くすぐったい?」
奏が聞いてきた。俺はまた頷こうとしたが、自分が今くすぐったくて悶えているのか、または別の理由からなのかわからず、黙ったままでいた。
奏は後ろから俺の乳首を勝手気ままに弄んだ。軽く触って転がしたり、弾いたり、手全体で撫でたり、予想ができないまま触れられるたびに、俺の体は大きく跳ねた。
「あっあ⋯⋯そこ、やだ⋯⋯」
俺はなんとか意思表示をする。
「そこって? ここ?」
奏はわからない振りをして、俺の乳首をさらに嬲った。俺は何度も頷く。
「ここ嫌?」
奏は俺の乳首に刺激を与え続け、なかなか話を進めてくれない。
「やだ⋯⋯や、あっ、あぅ⋯⋯」
言葉で伝えようとすると、喘ぎ声まで漏れてくるのが恥ずかしい。奏は一向に手を落ち着ける気配がない。
「奏⋯⋯」
俺は我慢できず、奏を呼んだ。思っていたよりも小さな声になってしまったが、奏は
「わかったわかった。ごめんね」
と言って胸から手を離してくれた。
俺はやっと刺激が収まり、必死に呼吸を整える。しかし奏は
「拓海って脚とかもくすぐったいの?」
と言いながら、ズボンとパンツをさくさくと脱がせ、俺の太腿に指を這わせてきた。付け根付近を撫でられるたびに腰が跳ねる。
「くすぐったい⋯⋯から⋯⋯やだ」
「お尻も?」
「ひっ、あぅ、うぅぅ⋯⋯」
「腰は?」
「むり、むり、やぁ⋯⋯」
奏は手が届く範囲で俺の下半身を弄ぶと
「本当にどこでも気持ちいいんだね」
と満足そうに言った。
奏は俺の近くに詰めて座り直し、指先で俺の首に触れた。
「触んなって。くすぐったいだろ、生き物の弱点だぞ」
俺は首を手でガードしながら奏を睨む。
「わかんないなあ。ゾワゾワすることはあるけど、そこまでじゃないし」
奏は心底不思議そうな顔で、手で隠された俺の首を見つめた。こいつの厄介なところはここだ。少しくすぐった程度ではなんともない。だからいつも、俺が一方的にやられる羽目になる。
「でも拓海のくすぐったいところはだいたいわかるよ」
奏はどこか得意気な表情で笑うと、俺の背後に手を回し、両脇腹を指でくすぐった。刺激が強すぎて、とても我慢できない。
「やめろって、まじで」
俺は身を捩りながら奏の両手を押さえる。反動で奏が後ろから俺に抱きついてきた。
「たっくん、大胆だね」
後ろから奏の楽しそうな声が聞こえる。俺は一応奏の両手を掴んだまま、奏から離れようと動いた。しかし、俺が少し動くたびに奏も一緒に動くから、結局俺たちの距離は変わらなかった。
「逃げないでよ、たっくん」
奏は俺の肩に顔を近づけ、耳元で言う。そしてそのまま俺の首に唇を這わせた。いつの間にか奏の両手は俺の腰に巻きつき、ぎゅっと抱きしめられている。
「ちょっ、まじでくすぐったいんだって」
俺は首を動かし、奏から逃れようとした。しかし奏は
「耳も? たっくん、お耳好きだもんね?」
と言いながら、今度は耳に唇を寄せた。
「んっ⋯⋯だから、やめ⋯⋯」
俺がまた体を動かして逃げると、
「こっちはもう押さえなくて平気?」
と言って、忘れていた脇腹をまたくすぐられる。
「うぁ⋯⋯奏⋯⋯」
思わず腹筋に力が入る。
「拓海は気持ちいいところがたくさんあって大変だね」
ゆっくりと体を触るように指を動かしなから、奏は言った。脇腹、お腹と順番にくすぐられる。
「奏⋯⋯っはぁ、くすぐったい⋯⋯」
俺は癖で両手の甲で口元を隠した。気づかないうちに顔が上を向く。
「くすぐったい?」
奏は俺の首筋に唇をつけながら聞いた。俺は声を漏らさないように気をつけながら、こくこくと頷くだけで返事をする。
奏の指が体をくすぐりながら俺の胸に触れた。思わずびくりと反応する。奏の指は胸の横や下をゆるゆるとくすぐった。俺はそれすらもくすぐったくて、体を強ばらせる。
「ん⋯⋯ん⋯⋯はあ、あう⋯⋯」
途中、声を気にするあまり何度も呼吸を忘れ、そのたびに体が俺を喘がせた。
胸や脇を存分に触ったあと、奏は突然俺の服から片手を出し、無防備に晒された首に触れた。顎から喉仏、鎖骨にかけて、奏の指が何度も往復しくすぐる。
「んんんんんっ」
俺は目を固く閉じ、唇を噛み、口に当てた手をぎゅっと握ってその刺激に耐えた。もう嫌だ、つらいと思うのに、俺の体は拒否の仕方を忘れていた。
「ふふ、可愛いね」
奏が耳元で笑った。奏はそのまま頬や耳も好き勝手に触り、気が済むとまた服の中に手を戻した。
「はっ、はあ、はあ⋯⋯」
俺はなにも考えず、薄目で天井を見た。呼吸が荒い。今はとにかく体が酸素を求めている。
「大丈夫?」
奏は横から俺の顔をのぞき込むようにして聞いてきた。自分のせいだとは夢にも思っていないような顔で、心配そうにしている。
「⋯⋯うん。落ち着いた」
俺はちらりと奏を見て答えた。奏はそれを聞いて安心したように微笑むと、後ろから俺の肩に顔をうずめ、抱きついてきた。
「よかった。無理させちゃったかと思って」
奏は俺に抱きついたままつぶやいた。そして
「じゃあ、続けるね」
そう言って、俺の服を脱がせ始めた。
話が違うぞ! と、俺は叫びたかった。しかしそのときにはもう奏の手が俺の胸に触れ、今まで焦らしていた分を取り返すかのように自由に動いていた。
「んん⋯⋯あっあっはぁ⋯⋯」
刺激が強く、手で口を押さえていても声が漏れる。それが嫌で、俺は手に力を込めた。
「くすぐったい?」
奏が聞いてきた。俺はまた頷こうとしたが、自分が今くすぐったくて悶えているのか、または別の理由からなのかわからず、黙ったままでいた。
奏は後ろから俺の乳首を勝手気ままに弄んだ。軽く触って転がしたり、弾いたり、手全体で撫でたり、予想ができないまま触れられるたびに、俺の体は大きく跳ねた。
「あっあ⋯⋯そこ、やだ⋯⋯」
俺はなんとか意思表示をする。
「そこって? ここ?」
奏はわからない振りをして、俺の乳首をさらに嬲った。俺は何度も頷く。
「ここ嫌?」
奏は俺の乳首に刺激を与え続け、なかなか話を進めてくれない。
「やだ⋯⋯や、あっ、あぅ⋯⋯」
言葉で伝えようとすると、喘ぎ声まで漏れてくるのが恥ずかしい。奏は一向に手を落ち着ける気配がない。
「奏⋯⋯」
俺は我慢できず、奏を呼んだ。思っていたよりも小さな声になってしまったが、奏は
「わかったわかった。ごめんね」
と言って胸から手を離してくれた。
俺はやっと刺激が収まり、必死に呼吸を整える。しかし奏は
「拓海って脚とかもくすぐったいの?」
と言いながら、ズボンとパンツをさくさくと脱がせ、俺の太腿に指を這わせてきた。付け根付近を撫でられるたびに腰が跳ねる。
「くすぐったい⋯⋯から⋯⋯やだ」
「お尻も?」
「ひっ、あぅ、うぅぅ⋯⋯」
「腰は?」
「むり、むり、やぁ⋯⋯」
奏は手が届く範囲で俺の下半身を弄ぶと
「本当にどこでも気持ちいいんだね」
と満足そうに言った。
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