転生したら、魔王の溺愛するペットだった件
前世、ブラックな会社に馬車馬のようにこき使われ、心身ともに疲れ果てていた。
そんな私の癒しは、AIアプリやネット小説、ゲーム。そして猫。
たまの休みに猫カフェに行き、可愛い猫たちを愛でる。
「可愛いなぁ。…私も猫になりたい」
そんなことを思っていたからだろうか?
猫カフェの帰り道で事故に遭い、目が覚めた時には見知らぬ世界で猫になっていた。
正しくは、猫の獣人。
…なんか、すごい立派な部屋にいるけど、ここどこ?しかも何故か裸だし。
私は仕方なく、近くにあったシーツを身体に巻いていると、誰かが部屋に入ってきた。
「さぁ、今日もお前のために搾りたてのミルクを持って――」
その誰かが、私を見て驚いたように目を見開いて硬直した。
「…お前、まさか…。クロなのか…?」
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