シェヘラザードと蜿蜿長蛇
渋谷で出逢ったのは、妖怪なのか、神様なのか、よく分からない存在。でも私はソレにどうしようもなく惹かれ、そそられる。
だから、最悪ただの人間かもしれないソレを自分の寝床へと連れ帰り、「蛇兄さん」と呼ぶことにした。
蛇兄さんが夜ごとに語るオハナシは、不思議と真実味のある御伽噺。
空気を孕んだ低い声が紡ぐその世界は、確実に存在しているようにも感じるのだった…
これは、マジョリティーの中の迷える一粒が、蛇兄さんと出逢い、夜ごとに「オハナシ」してもらうお話。
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