人魚は地上で星を見る
かつて、魔術師の家系として繁栄していたアークチスト家は、ある日、ただ一人を残し、滅びた。
唯一の生き残りであるコーラルは生き残るため、ある日、占星術で良いとされた日に人・獣人・魔獣などを使うオークションで出かけ、その日特別に出品される双子の人魚に目を付けた。
人魚は高額で、その上双子ともなれば破格の値段となる。
両親の残した遺産を使い切っても競り落とせない状況に、コーラルは慌てた様子もなく、ただ微笑みアークチスト家に伝わる秘術を使い彼らを競り落とした。
その後、人の生活や常識がわからない彼らに人として、使用人としての生活を教えながら、共に暮らしていた。
そして、16歳の時、世界有数の魔法学校であるメティステラ魔法学院へ入学する。
そこで出会ったのは、戦争に負けて以来、魔術師たちから差別される獣人の希望と言われるダイア。
魔術師の学校で、ダイアに何の嫌がらせも起きないわけもなく、コーラルは幼馴染であるシトリンの頼みもあり、ダイアに協力するのだった。
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