妹に嫉妬した聖女~婚約破棄の裏側から~
聖女として産まれてきた公爵令嬢のクリス。そんな彼女には一人の美しい妹がいて、名をマリアと言った。
聖女に嫉妬は赦されない。しかしながら、クリスは自分よりも貴族たちにちやほやされるマリアに嫉妬するようになる。そのことに気が付いた婚約候補者の第一王子ハマーは、クリスとマリアを比較し、クリスと婚約することが必ずしも得策ではないと考えるようになる。
「君との婚約についてもう少し慎重に考えたいと思う」
ハマーの発言に対し、聖女クリスは怒りを覚えた。聖女が決して抱いてはならないとされる感情、怒り。世界はクリスの混沌により、大きく変わろうとしていた。
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