婚約者をNTRた公爵令嬢が悪役だと誰が決めた?!!

月夜の庭

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婚約指輪と前世の欠片

婚約初夜

タガが外れたオースティンは凄いと言っていたラフレアを思い出していました。


まさに貪られていました。


息が止まりそうな程の深いキスが口を塞ぎ、吐く息さえも飲み込まれ、糸を引く程濃厚なキスが唇から頬や首筋へと下がって行った。


「リリー………可愛いリリー」


何度も私の名前を呼ぶ彼に、前世の死んだ記憶が蘇ったけど、オースティンは全然違うと再認識させられた。


僅かにでも眉を顰めれば手を止め、私の声が喘ぎ声に変わると再開し、ちゃん私を見てくれている。


まさに雲泥の差でした。


心も身体もゆっくり、じっくり解されていく。


名前を呼びながら手や指は身体中を撫で回し、まさに食べられている気がするけど、オースティンの目には、ちゃん私が見えている。


むしろ私しか見えていない事がよく伝わってきて、幸せ過ぎて泣きそうになると、痛いと勘違いした彼は「大丈夫か」と頬を撫でてくれた。


抵抗なんてする気にもなれなくなっていた。


「リリーは、どこも柔らかくて甘いな」


ナイトドレスは肩の上に捲りあけられ、ショーツの片方の紐が解かれ太ももに絡み付いて、最早その役割を果たしていない。



私を貪るオースティンの首に縋り付くのが精一杯だった。


「はぁっん………もう……弄らないで………ちょっと痛いの」


胸の先端を摘んだり擦ったり、され続けてピリッと痛みが走った。


「硬くなってるピンクの乳首が赤くなり始めているな。舐めたら治るだろうか」


パクリと加えられ、熱くヌルヌルした舌が転がされた乳首が、潤いを得た為か電流が走った様に快感が走り抜ける。


「ひゃあぁん」


「チュッ……リリーは舐められるのが好きみたいだな」


感じ過ぎて頭がクラクラする。


徐々に口が下へ移動し、散々指で弄られていた股間に顔を埋められる。


熱い舌が蹂躙していく。


「あっ………熱いの………舌や指じゃ足りないの。もっと、くっつきたいの。オースティンで、いっぱいになりたい………足りないの」


「力を抜いているんだよ」


グイッと脚を限界まで広げられ、舐められ過ぎてヒクヒクする下の穴にオースティンの男性器が当てがわれる。


無理矢理された前世の記憶を上塗りされる様に、ゆっくり少しずつ挿入される。


気遣うような優しさに涙が溢れる。


破瓜の痛さなんて無く、ほんの少しの血を見たオースティンが腰を止め気遣ってくれる。


奥まで満たされる感覚に、夢中でオースティンにしがみ付いた。


「入ってくる………オースティンが………嬉しい」


「もう少しで全部入る」


私に合わせて徐々に挿入してくれるオースティンの額には汗が光り、私の上に落ちて来た。


「入った」


「全部?」


「あぁ………ちゃんと解しても……狭いな。痛く無いか?」


「大丈夫。嬉しい………これでオースティンのお嫁さんになれる?」


「当たり前だろ?リリー以外の嫁は必要無い」


「オースティン、大好き」


「リリー……ゆっくり動くぞ」


ゆるゆると腰が動き始め、中を擦られるとグチュグチュと音を立て出し入れされる。


「ひゃあっん………い」


嫌と言いかけて、慌てて口を閉じる。


オースティンは”嫌”や”ダメ”と言えば、我慢して止めてしまう。


だから絶対に否定しない。


「気持ちいいの」


恥ずかしいけど、ちゃんと感じていると、気持ちが良いんだと伝えないと、この幸せな時間が終わってしまう。


「………奥が」


「リリーは奥が好きなんだな」


「好き………オースティンが好き………もっと」


「はぁ……可愛いリリー。頑張って教えてくれるんだな?オレもリリーが好きだ。リリーの中は熱くて気持ちが良いよ」


グリグリと腰を擦り付けられる。


私は………もっと激しい行為だと知ってる。


一方的だった行為だけど、もっと強く激しく打ち付けられた記憶が有る。


全てをオースティンに塗り替えて欲しい。


「オースティン、遠慮しないで?中庭や控え室でラフレアの行為を見ているの。もっと激しくされたいの。オースティンでいっぱいになりたいの。私に夢中になって?」


「後悔するなよ」


「後悔ならしたわ。ランスロット様の婚約を断れるはずも無く、一度はオースティンとの恋を諦めたわ。でも、できるはずなかったのよ。今も昔も、こんなに好きなのに」


「リリー、オレもだ。相手がオレでなくても、リリーが幸せになるならと思った。だが、忘れられなかった。高校で再会した美しいリリーに手を伸ばしたくて堪らなかった。もう我慢しなくて良いんだな」


「しないで。いっぱい私を欲しがって?もっと愛して?」


「…………オレの可愛いリリー」


愛される喜びに充ちた時間が深まる瞬間でした。

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