お飾りの側妃となりまして

 舞台は帝国と公国、王国が三竦みをしている西の大陸のど真ん中。
 歴史はあるが軍事力がないアート王国。
 軍事力はあるが、歴史がない新興のフィラー帝国。
 歴史も軍事力も国力もあり、大陸制覇を目論むボッソ公国。
 そんな情勢もあって、帝国と王国は手を組むことにした。
 テレンスは帝国の第二皇女。
 アート王ヴィルスの第二王妃となるために輿入れしてきたものの、互いに愛を感じ始めた矢先。
 王は病で死んでしまう。
 新しく王弟が新国王となるが、テレンスは家臣に下賜されてしまう。
 その相手は、元夫の義理の息子。
 現王太子ラベルだった。
 しかし、ラベルには心に思う相手がいて‥‥‥。

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