ウチナー恋物語 〜「帰りましょうね」はデートの誘いじゃありません!? 東京から来た私は、不器用な島時間に恋をする〜
「イチャリバチョーデーだから、もう君は家族さぁ。これからは、ずっと俺のそばにいて」
東京育ちの私にとって、沖縄の「島時間」は戸惑うことばかり。
だけど、迷子になった私を包み込んでくれたのは、優しくて、ちょっぴり強引なウチナーンチュの少年・琉生だった。
一度会ったらみんな兄弟。琉生の親戚の集まりにまで連れて行かれ、言葉の壁に甘酸っぱく赤面させられながらも、彼の深い優しさに溺れていく。
――しかし、そんな幸せを切り裂くように迫る、狂気的な幼馴染の影。
私を傷つける者には、たとえ昔馴染みであっても一切の容赦をしない。
「俺の唯一を傷つけるな」
普段の穏やかな笑顔を捨て、凍りつくような怒りで私を奪い返した琉生の腕の温もりは、一生忘れられないものになる――。
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