【完結】君と恋したかった僕のわがまま
無気力に生きてきた夜野佑衣斗(よるのゆいと)は同窓会のハガキに書かれた昼川璃(ひるかわあき)からのメッセージにつられて、地元へ帰った。
そこで、「あの時好きだった」と告白される。だけど、昼川は結婚を控えていてお腹には赤ちゃんもいた。どうしようもない孤独に佑衣斗は倒れ込んでしまう。後悔が募って、目が覚めた時には中学三年生の離任式の日に戻っていた。
今度こそ、昼川と恋をしたい。そう思った佑衣斗は躊躇うことなく告白をする。
そして、後悔ばかりの人生には、本当はかけがえのない大切な時間があったことを知っていく──
表紙:自作(夜野佑衣斗)
今まで読んだりろさんの作品の中でもかなり好きな作品です。
一度大人になってから時が戻って青春をやり直すといっても都合よく物語が進むわけではなく、むしろ心が大人だからこそ失敗してしまうところが、大人と子供の考え方や視野の違いが伝わってきました。
たとえば佑衣斗が赤塚さんを駅まで送って行くシーン。佑衣斗は中身は大人なのでむしろ保護者のような感覚で赤塚さんを送ってしまうけれど、青春真っ只中の高校生たちの間では全然違うものに見えてしまうところなどにリアリティを感じました。
心が大人だからといってずる賢く立ち回るわけでも、もう一度やり直せるからといって浮かれているわけでもない。
丁寧に、慎重に、そして少し不器用に人間関係を紡いでいく佑衣斗にとても好感が持てました。
現実に戻って世界が華々しく変わったわけではないけれど、それでも佑衣斗は今までよりも充実した人生を送れるのではないと思いますし、そうなることを祈ります。
まさに「遅れた青春」のお話でした
でも「遅すぎた」ではないのだなぁと。
佑衣斗は
自分で気づけたことを忘れることなく、
これから起きること、出会うことを大切に生きていくんだろうなと思いました
すべてが思うとおりでなかったとしても
前を向いていくことが大切だなと気づかせてくれる素敵な物語でした
完結おめでとうございます!読了しました!
青春……それも友情よりの作品でしたね!
ちょっとしたアクセントとしての描写は、
過去を追体験する感じを織り込めるシナリオが素敵です!
大賞の方もいい結果になるよう祈っております。
完結おつかれさまでした!
最後まで読ませていただきました。
過去に戻って。それから元の世界に戻ってきて。
結局何も変わっていないようで、それでいて確かに何かが変わっていて。
過去で経験してきたことが、前を向けるきっかけになったのは、良かったなと思います。
それは大きな幸せではないかもしれないけど、つかんだものはしっかりと息づいているのですよね。
少しだけ寂しさもあるけれど、素敵な最後でした。
楽しませていただきました。
タイムリープして過去とは違う行動を起こして気づくこと。それでも変わらないこと。
璃ちゃんとの未来は描けなかったけど、タイムリープしたからこそ、気づけた想いはとても大切なものだと思いました。
これからの悠衣斗は一人じゃないし、きっと大丈夫。
素敵なお話をありがとうございました。
最後まで読みました~!
過去を知っているからといって、全てが上手く回るわけがない。
だけど、前を向く主人公の姿が全ての救いになるのかもしれないですね。
一つ一つの出来事には、意味がなかったわけじゃない。
一期一会、ここから新しい歴史を作ってほしいと願うラストでした。
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