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29.体育祭
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それから、よく見たら手を上げていない人がいたり
リレーは人が足りなくて、今日一日では決めきるのは無理だった。
放課後、「四人でお茶しよう!」ってひなちゃんの提案でみんなで行ったのは駅前のコーヒー屋さん。
「体育祭嫌すぎるーっ!」
席に着いてからひなちゃんが一番に口を開いた。
ひなちゃん、そんなに嫌だったんだね。
「体育祭は嫌だけどさぁ、、
それよりも、ケイくんと誠くん頑張ってるのにさぁ、、手をあげない人がいてないわーってな感じだったよねぇ」
遥加ちゃんはそこが気になるみたいで……
みんな、色々言いたいことがあったみたい。
私は体育祭は嫌じゃないから……ひたすらウンウン頷きながらみんなの話を聞いている。
嫌って言っても体育祭はなくならない。
それはもちろん分かっている。
だから、こうやって集まって愚痴を言いたくなるんだよね。
みんなの話を聞きながらアイスティーを飲んでいたけど、不意に思い出した。
「クラスTシャツを作る話、どうなったのかな?」
私が口を開いたらみんなハッとした表情になった。
「そうだ!忘れてた!!」
「クラT作ったら気分アガるんじゃない?」
「あ!じゃああたし、今日ケイくんにLINEしてクラTの話どうなってるか聞くよぉ~っ!」
私の一言が効いたのか、急にみんなが元気になった。
クラスTシャツを作るって話
当時はあまり深く考えていなかったけど
みんなのやる気が出ることに繋がったのは良かったと思う。
「ってか何で遥加が赤塚に連絡すんの?」
カレンちゃんにツッコまれた遥加ちゃんは「あっ!」って言ってからチラチラと私とひなちゃんに視線を送ってて…?
「あぁ~…言い忘れたってのとぉ、、言いにくいって言うかぁ、、、」
そう言って気まずそうにカレンちゃんに話していた遥加ちゃん。
カレンちゃんに話していなかったのはかなり意外だった。
リレーは人が足りなくて、今日一日では決めきるのは無理だった。
放課後、「四人でお茶しよう!」ってひなちゃんの提案でみんなで行ったのは駅前のコーヒー屋さん。
「体育祭嫌すぎるーっ!」
席に着いてからひなちゃんが一番に口を開いた。
ひなちゃん、そんなに嫌だったんだね。
「体育祭は嫌だけどさぁ、、
それよりも、ケイくんと誠くん頑張ってるのにさぁ、、手をあげない人がいてないわーってな感じだったよねぇ」
遥加ちゃんはそこが気になるみたいで……
みんな、色々言いたいことがあったみたい。
私は体育祭は嫌じゃないから……ひたすらウンウン頷きながらみんなの話を聞いている。
嫌って言っても体育祭はなくならない。
それはもちろん分かっている。
だから、こうやって集まって愚痴を言いたくなるんだよね。
みんなの話を聞きながらアイスティーを飲んでいたけど、不意に思い出した。
「クラスTシャツを作る話、どうなったのかな?」
私が口を開いたらみんなハッとした表情になった。
「そうだ!忘れてた!!」
「クラT作ったら気分アガるんじゃない?」
「あ!じゃああたし、今日ケイくんにLINEしてクラTの話どうなってるか聞くよぉ~っ!」
私の一言が効いたのか、急にみんなが元気になった。
クラスTシャツを作るって話
当時はあまり深く考えていなかったけど
みんなのやる気が出ることに繋がったのは良かったと思う。
「ってか何で遥加が赤塚に連絡すんの?」
カレンちゃんにツッコまれた遥加ちゃんは「あっ!」って言ってからチラチラと私とひなちゃんに視線を送ってて…?
「あぁ~…言い忘れたってのとぉ、、言いにくいって言うかぁ、、、」
そう言って気まずそうにカレンちゃんに話していた遥加ちゃん。
カレンちゃんに話していなかったのはかなり意外だった。
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