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まさかの母さん‥

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「おかえりなさい、は、隼人くん」

な、なんで母さんがウチの前に…
いや、家に母さんがいるのは当然なんだが、なんで僕の帰りをわかっているみたいに外にいるんだ?

僕の疑問に答えるように校長先生が

「ふふふ、早乙女くんのお母様、今日は彼を貸していただいてありがとうございました」

「いえいえ、お楽しみいただいたようでよかったです」

「はい、それはもうタップリと❤️」

え、なんか母さん知ってた…ぽい?
僕は思わず聞いてしまう
「母さん、なんで知ってんの…?」

「え、こ、校長先生とは知り合いだよ」
「だ、だって隼人くんのが通う学校だもの、そこが隼人くんにふさわしい高校か厳密にサーチはするわよ。そのために、先生は全員私と一回は面談をして問題がないかを確認したわ。」

へー、すごいな。
あれ、でも僕犯されましたけど、目の前の校長先生に。
ずいぶんとガバガバ面談をされたんですね。

「あ、その面談は、は、隼人くんに危害を加える恐れがないかを確認しただけであって、レイプは別だよ?」

「なんでだよ!」

「だ、だって隼人くんカッコいいもん抑えられるわけないよ。だけど、隼人くんが童貞の時は絶対に手を出さないと約束してもらってるから…」

「いや、僕もう童貞じゃないよ…」

「……(てへ)」
「頑張ってね!隼人くん」

まかせろ!
心ではこう思っているけど母さんには冷たい目を浴びせておく。

「ま、まあ悪い人たちじゃないから…」

「………」

僕は何も言わず家に入っていく。しかしその前に校長先生に向かって

「ほら、早くお前も帰れ!」

「っ……わ、わかりました…それではまた明日」

バタンッ、ブロロー
いえ、平常運行を続けるよ。
誰が従順になった僕を見たいんだい?
読者が求めているのはそんな僕じゃない!

ということでね…
僕は家に入って母さんと一言も話さず階段を上がっていく。。。

「は、隼人くん、ご、ごめんね…」

MUSHI★(無視★)
ここは心を鬼にしてヘイトを溜めるようにしなきゃ

その反抗的な様子をみて、彼女がまた隼人をレイプをする計画を立て始めることを彼はまだ知らない…

え?夕食?
実は校長先生にホテルから出た後にレストランに連れてって貰えたんだ!
もうお腹いっぱいだよ。

じゃあ、明日も学校があるからお休み~
ZZZZZZZZZZZZZZZZ…
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