死神と吸血鬼

夏の昼下がり、異様な風体の黒づくめ同士が出会う。片方は彼方と此方の世を往き来する表情の乏しい迷子の死神。片方は暇を持て余し散歩を日課とする喋りすぎな吸血鬼。

理の調整者と自らを称する死神の男は道案内を買って出た吸血鬼と共に古い木造家屋を訪れる。

いちいち騒がしく反応する吸血鬼とそのリアクションに満更でもない死神は饒舌に語り、その道行きは楽しいものであった。
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