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第四章
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アンモニア臭の漂う車の中。後部座席に乗っていた男の子は、ついさきほど家の中へと入っていった。
「はぁっ、はぁっ…ときだぁ…ときだのにおい…」
我慢していた欲は、性器を少し弄っただけで吐き出される。内側に向けたドライブレコーダーをもとに戻す。部屋の中のカメラにも、俺のワイシャツに挟まっているペン型録音機にも、可愛い時田が詰まっていることだろう。
「最近オナニーしてないのか?」
「しようとしたけど、たたなくて…」
「あの時、からか?」
「ん…」
「それでケツを弄ったらイけそうなのか…」
「っ!おれ、そんなに変態じゃないっ!」
「でもその時はイったんだろ?」
「…う゛~…ちがう、ちがうちがうちがうっ!もぉやだ…こんな体…」
「泣くな泣くな。ちゃんと現状を把握しておきたかっただけなんだ。じゃあ早速入れていくな。痛かったら言えよ」
「ふぁっ!アッ!!」
ローションをたっぷりかけた指をピンクの蕾に滑らせる。
「んんんん~~!!」
ズ、ズ、ズ…彼の中は一本でもまるでタコのように吸着してキュウキュウだ。
「ア゛ッ!そこ、やだ、ぐぁ、ふぅンッ」
「あ、ここか?」
「ふぁ!アアアアアアア!」
甘美な声とともに、トコロテンが勢いよく飛び出し、フローリングを叩く。四つんばいの体勢に力が入らないのか、ガクリと手の力が抜ける。
「おっと…」
肘を打ちつけてしまいそうだったので、胸骨の辺りを押さえ、後ろにスライドさせる。尻を大きく突き上げたいわゆる猫ちゃんポーズ。綺麗なピンクの肛門がよく見える。
「う゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛…」
先ほどとは打って変わって壊れたおもちゃのような喘ぎ声。ドライオーガズムってやつだろうか。
「ッヒャンっ、やだ、ソコ、ゥアン、アッアッアッアッ!!」
狭い感覚で跳ねる腰。
「も、やめてぇっアンっ!」
過呼吸になりそうなくらいに浅い呼吸、止められない嗚咽。口からだらしなく垂れる唾液。
やめないといけないのにやめられない。もっと、泣かせたい。もっと、苦しめたい。
「アッ、ちょ、とめ、おし、こ、でちゃ、」
「無理だ、抜くのに時間がかかる。さっきもおしっこしただろう?後にしなさい」
「や、むり、だからぁっ…ぁ、ぁ、」
あっけないお漏らし。透明な液体の上に少し薄い黄色が重ねられる。
「ごめ、なさ、ァァ、ァァ、ンンンン…」
プツリと切れたように気を失ってしまった。閉じている目から伝う涙を救って舐める。しょっぱい。
濡れたシートに顔を埋めて大きく息を吸う。不快な臭いであるはずなのに、どこか甘い。舌で舐めるとシーツの苦みと塩気。頭いっぱいに広がる時田。ぐずぐずになりながら俺の名前を呼ぶ時田。もっと、もっと、あの顔が見たい。
もっと、支配したい。自分だけのものにしたい。
「はぁっ、はぁっ…ときだぁ…ときだのにおい…」
我慢していた欲は、性器を少し弄っただけで吐き出される。内側に向けたドライブレコーダーをもとに戻す。部屋の中のカメラにも、俺のワイシャツに挟まっているペン型録音機にも、可愛い時田が詰まっていることだろう。
「最近オナニーしてないのか?」
「しようとしたけど、たたなくて…」
「あの時、からか?」
「ん…」
「それでケツを弄ったらイけそうなのか…」
「っ!おれ、そんなに変態じゃないっ!」
「でもその時はイったんだろ?」
「…う゛~…ちがう、ちがうちがうちがうっ!もぉやだ…こんな体…」
「泣くな泣くな。ちゃんと現状を把握しておきたかっただけなんだ。じゃあ早速入れていくな。痛かったら言えよ」
「ふぁっ!アッ!!」
ローションをたっぷりかけた指をピンクの蕾に滑らせる。
「んんんん~~!!」
ズ、ズ、ズ…彼の中は一本でもまるでタコのように吸着してキュウキュウだ。
「ア゛ッ!そこ、やだ、ぐぁ、ふぅンッ」
「あ、ここか?」
「ふぁ!アアアアアアア!」
甘美な声とともに、トコロテンが勢いよく飛び出し、フローリングを叩く。四つんばいの体勢に力が入らないのか、ガクリと手の力が抜ける。
「おっと…」
肘を打ちつけてしまいそうだったので、胸骨の辺りを押さえ、後ろにスライドさせる。尻を大きく突き上げたいわゆる猫ちゃんポーズ。綺麗なピンクの肛門がよく見える。
「う゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛…」
先ほどとは打って変わって壊れたおもちゃのような喘ぎ声。ドライオーガズムってやつだろうか。
「ッヒャンっ、やだ、ソコ、ゥアン、アッアッアッアッ!!」
狭い感覚で跳ねる腰。
「も、やめてぇっアンっ!」
過呼吸になりそうなくらいに浅い呼吸、止められない嗚咽。口からだらしなく垂れる唾液。
やめないといけないのにやめられない。もっと、泣かせたい。もっと、苦しめたい。
「アッ、ちょ、とめ、おし、こ、でちゃ、」
「無理だ、抜くのに時間がかかる。さっきもおしっこしただろう?後にしなさい」
「や、むり、だからぁっ…ぁ、ぁ、」
あっけないお漏らし。透明な液体の上に少し薄い黄色が重ねられる。
「ごめ、なさ、ァァ、ァァ、ンンンン…」
プツリと切れたように気を失ってしまった。閉じている目から伝う涙を救って舐める。しょっぱい。
濡れたシートに顔を埋めて大きく息を吸う。不快な臭いであるはずなのに、どこか甘い。舌で舐めるとシーツの苦みと塩気。頭いっぱいに広がる時田。ぐずぐずになりながら俺の名前を呼ぶ時田。もっと、もっと、あの顔が見たい。
もっと、支配したい。自分だけのものにしたい。
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