ささげ名を

 "親友"となった彼――道野樹《みちのき》志音《しのん》が死にたがる妄想ばかり夢見てしまう。彼の死の未来を食い止めるべく、柔依《やわい》咲麻《さくま》は彼と四六時中行動を共にするようになるが――
 親友の驚くべき秘密が暴かれ、咲麻は戻れなくなっていく。

暴いてはいけなかった、死合わせな邂逅――
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    --『目を覚まして、咲麻』--

声がした。こちらを見つめる、色の失せた瞳。大切なものが抜け落ちてしまった、彼はそんな顔をしていた。

愛を忘れた青年と、愛を知らない少年が、
愛の在処を探す物語。
これは、君が死なないための試行錯夢
叶うなら君とこの夏を迎えたい


※水害や水にのまれる表現があります。
抵抗のある方は閲覧をお控えください。
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