その天使の心根は


みんなに愛された天使は死んだ。

​汚された過去、止まらない震え、消えない嫌悪感……。

だから天使は死に、死神として生きる道を選んだ。


全てを諦めていたユリウスの前に現れたのは、かつて慕った初恋の王子、ギルバートだった。

​「俺を使え。君の呪いを、俺が力ずくで書き換えてやる」


拒絶の仮面が剥がれ落ちた時、少年は再び光の中へ進み始める――



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