冬の帝国と精霊対話師
北に位置する凍える地インヴィエルノ帝国では、新たな皇帝が即位したばかりだった。
ある日、精霊の存在を感じることができる少女マリポーザが住む村に、精霊使いであるアルトゥーロ特別参謀と、護衛のフェリペ大尉率いる陸軍中央部隊特殊任務班が到着した。アルトゥーロはマリポーザに精霊使いの素養があることを見抜き、帝都に連れ帰ろうとする。
若くして即位した新皇帝に自分が利用されていることを自覚しつつ、マリポーザを精霊使いの弟子にすることで政権争いに巻き込むアルトゥーロ。
それをわかりながら、大切な人を守るために口をつぐむフェリペ大尉。
何も知らない少女は夢に胸をふくらませて、大人の思惑と保身が交差する帝都へと旅立つ。
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