【短編】文化祭の時計

高校三年生の娘の文化祭。当初、娘に「来るな」と言われた父は、妻の急な仕事で一人だけ参加することに。五十代のフリーランスである父は、サブステージで踊る娘の撮影に集中する。

文化祭の混雑と小雨の中、突然、校舎内から不審な男性が現れ、リュックを巡る騒動が起こる。その中身は爆弾を模したデジタル時計で、特殊部隊や警察も動員される騒ぎに発展。娘の周囲ではイジメや過去のトラブルが絡む複雑な事情も浮かび上がるが、父には真相の一部しか見えず、事態は不可解さを増していく。
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