悪夢
なぜ、なぜ、こんなことに…!!
リーシャは声を出せない。魔法で封じられていて、言葉にすることができない。
わたしの肩を抱きよせている、王太子が手を挙げた。どんなにもがいでも、その腕から抜け出せない。
処刑人が、剣を構え、そして──。
「いやぁぁぁぁぁーーーーお姉さまーー!!!!!!」
誰よりも好きで、尊敬していて、憧れだった、姉の首が、落とされた瞬間。
魔法が解けたリーシャは、絶叫した。
リーシャは声を出せない。魔法で封じられていて、言葉にすることができない。
わたしの肩を抱きよせている、王太子が手を挙げた。どんなにもがいでも、その腕から抜け出せない。
処刑人が、剣を構え、そして──。
「いやぁぁぁぁぁーーーーお姉さまーー!!!!!!」
誰よりも好きで、尊敬していて、憧れだった、姉の首が、落とされた瞬間。
魔法が解けたリーシャは、絶叫した。
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「うっわ、そりゃイカれてるぜ。廃籍にされるのも当然だわな」
「いやコレが序の口でさ、その後で地下牢の中で『リーシャが死んだのは私のせいじゃない!憎まれてなんていない!』とか『父上ここから出して!なんでボクが処刑されるの!?』て喚いたり、男が近づいたら『来ないで!汚されるのは嫌ー!』って支離滅裂な様子だったみてーだ」
「…思ったよりヤベェ事になってたんだな。もうやめようぜイカレ男の話なんてよ、んな事より例の姉妹がいいお相手と出会ったみたいで…」
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