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序章
第1話 魔界丸ごと裏切り
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これから生まれ変わって真面目になろう。
散々好き勝手に、ワガママに、そして荒れて生きてきた親不孝者だった俺もそう決意した。
しかし、因果応報っていうものは、こっちの事情を無視してやってきやがる。
結果的に、俺はある意味で生まれ変わることになる。
「なんで……だ……ラギル……お前は、俺と一緒になって……魔界を……魔王軍を……」
魔王のバカ息子とか魔界のダメ王子とか言われ続けるも、俺は舌出してムカつく奴はぶちのめしてきた。
ガキの頃から堅苦しい身分に辟易していた俺は、いつからか自由奔放に生き、喧嘩に明け暮れ、やがては魔界のアウトローたちの間では無敵の肩書と悪名が轟いていた。
しかし、そんな俺も改心しようと思った。
一人の女に惚れたからだ。
「どうして……お前……が……」
そいつはある日を境に気付いたら、こんな出来損ないでどうしようもねぇ荒くれ者だった俺の傍にいつも居てくれて、臣下や民たちが白い目で俺を見ようとも、そいつだけは変わらなかった。
だから、俺は心を入れ替えることにした。
この女と結婚し、真面目に生きようと。そして次期魔王として魔界を率いて地上に住む人間たちを滅ぼそうと。
そんな俺に、親父や臣下たちも「ついに分かってくれた」と泣いて喜んでくれた。散々親不孝してきた俺としては少し恥ずかしい気もしたが、そんな風に言われたのは初めてだったから、少し嬉しかったりもした。
そんな風に俺が思えるようになったのも、あいつのおかげだった。
しかし、その結婚式当日だった。
「私を許さなくて構いません……あなた。ですが、あなたたち一族が率いる魔王軍に未来はありません」
魔界の荒くれ者たちと喧嘩して、傷だらけになって帰ってくる俺に、何も言わずに寄り添って傷の手当てや看病をしたりしてくれたあいつが、寒気のするような冷たい目で俺を見下ろしている。
隠し持っていた剣で俺を背後から刺し、血に染まったウェディングドレスを身に纏い、あいつは俺の知らなかった本性を見せた。
「王子ぃ! ラギル、お前も一体何を……そして……ッ、大将軍! これはどういうことだ!」
親父たちの戸惑いと怒号が一人の優男に向けられている。
その男はこの状況下でも余裕の笑みを浮かべて、俺たちに向けて言い放つ。
「魔王様……そして王子……今日より魔王軍は生まれ変わります……私の手によって……そして、これが魔界の民たちの総意です」
不意を突かれた予期せぬ一撃で意識が朦朧とする中、結婚式場は混沌と化していた。
多くの者たちに祝福され、俺と婚約者のラギルが口づけを交わそうとした瞬間、武装した兵士たちが襲撃してきた。
率いていたのは、この優男……魔王軍の大将軍だ。
「き、貴様……反逆かッ!?」
「革命ですよ、魔王様」
そう、クーデターだった。
俺は咄嗟にラギルを守ろうとした。
しかし、俺が愛したラギルは背後から俺を剣で突き刺した。
「よくやった、ラギル……王子の結婚式ともなれば、王族関係者全てが一堂に集まる……心と体を穢されながらもよく耐えた。お前を褒めよう」
「……はい……お兄様……」
クーデターを起こした大将軍がラギルを抱きしめて労う。
ああ……そうか……そういうことか……
「ラギル……テメエ……だ、だまし……だましやがっ……」
「大人しく降伏してください、あなた……いえ、王子。既に王族、さらには軍上層部の全てを押さえております……」
「さい……しょから……ぜんぶ……ぜんぶ嘘だったのか? おれは、お前と、であ……い……」
その瞬間、俺がラギルと出会ってから今日に至るまでの日々が走馬灯のように流れ、同時にその全てが粉々に砕け散った。
「そうです。最初から……すべてはこの瞬間のために」
物静かで感情表現が苦手なラギル。そんなラギルをちょっと照れさせたり、笑顔にしたり、そんな普段見れない顔を見るのが好きだった。
「私を憎んでくださってかまいません」
でも、あの顔も全て偽物だった。
全てはこの日のための……
「大将軍様、外の護衛兵たちは私たちが、みーんな倒したよ♡」
「あら、始末した数で言えば私の方が多いわよ。べ、別に大将軍のためじゃないんだからね!」
「我ら黄金の絆が力を合わせれば、できぬものはありませぬ!」
「そういうことです~、せ~んぱい♪」
……は? いや……いやいや、ちょっと待て!
「お、お前ら、まで、な……なんで! そ、それにテメエらまで……?」
状況がまるで理解できなかった。
「ふぅ……悪趣味ですよ……お兄様……」
そこに居たのは、俺の幼馴染……魔界学校のクラスメート……競争相手……後輩……まぁ、なんやかんやあったが、あいつらもこんな俺の傍に居てくれて……なんであいつらまで?
「ま、さか……」
ラギルだけじゃねぇ。あいつらまで裏切りの大将軍の傍にまとわりつく。
発情した雌の顔をして。
ああ……そういうことか……
「ごめんね、王子くん。でもこれは魔界のために必要なことなの」
「まあ~、この完璧超人の私を選ばずにラギルを選んでいる節穴のあなたじゃ分からないでしょうけどね」
「王子殿には理解できぬでしょうが、これは全て我ら魔族のため! 全ての民たちが、より強い魔界を求めている……大将軍……いいえ、新たなる魔王様の下で」
「ねぇ~、大将軍さまあ~、ううん、新・魔王さま~」
嗚呼……ああ……アア……ア゛ア゛……
「そういうことです、『ウァルド王子』。あなたは何も分かっていなかった。彼女たちもちょっと意識を弄ったらこの通りです」
「だい……しょうぐ……『クーズオ大将軍』! てめぇ……」
「はっはっは、恨まないでいただきたい。我が妹の純潔を奪ったのですから、これぐらい」
ラギルだけじゃねぇ。
こいつらとのあの日々も……笑ったり、喧嘩したり、笑ったり、笑ったり、笑ったり……全部……
「んもう、大将軍様ぁ、あんなヘタレ王子くんなんか放っておいて、昨日私の処女を奪ったみたいに可愛がって欲しいなぁ~♡ んちゅっ、きす、えへへ、もっと舌、からめちゃうもん」
「ふふふ、ああ……お前はかわいいな」
「えへへ、ん、ちゅぷ♡」
幼いころからの幼馴染。
侯爵家の令嬢で、将来は俺のお嫁さんになるとか言ってたあいつ……だけど、俺にはラギルがいるからと……側室でもいいと言っていたあいつ……ならば、あいつを受け入れるなら、せめてラギルとの結婚式を終えてからと……
「んちゅ♡ ちゅぷ♡ えへへ、クーズオさまの唾おいひいよぉ~♡ んじゅる、乳首も勃起しちゃった……しゅって♡」
それが今、裏切りの大将軍と濃厚に舌を絡め合うキスをしている。
「ちょっと、ずるいんじゃない? ま、私はディープキスなんかで満足しないけどね。ほら、クーズオさま、チンポお出しになりなさい。私の処女膜破って中出ししてくれたこのチンポを私の舌で……ちゅぷ、清めてあげるわ♡」
魔界魔法学校時代の同級生。よくサボって途中から行かなくなったが、俺とよく成績を争っていた女。俺にツンツン突っかかってきて、何度もぶつかって……俺がアウトローに身を堕としてからは疎遠になったが、俺結婚すると分かったら急に……
「うふ♡ あらあら、クーデターで興奮しているの? 汚いカウパーまみれのチンポ勃起させて……ほら、私のトロトロのオマンコを使ってもいいのよ? んひょっ♡♡♡」
その女が、今は裏切り大将軍のチンポを咥えて悦んでやがる。
「く、皆さま……ずる……いえ、下品です。誇り高きクーデターの場でまた乱交など……」
「お前は来ないのか?」
「で、ですが……私にはもう……どこも……」
「ならば、ここがあるだろう? ふふふ」
「な!? こ、この私に……そ、そんな所を舐め……う、うぅ、舐めます! 舐めますとも!」
魔王軍女騎士の一人。ガキの頃から誇りがどうとかと堅物で、よく俺と喧嘩して……だけど……その喧嘩で互いに強くなったりもして……そんな女が……
「く、う、なんというスケベな香り……う、うう、舌で菊座をだなんて……ちゅぷる♡」
そんな女がクソ野郎のケツの穴を興奮しながら舐めている。
「ああん、ズルいです~♡ 私も先輩に見せつけるようなネトラレ浮気セックスしちゃいます~!」
俺に懐いていた後輩も……ああ……ああ!
「ああ。いまここで、またかわいがって、そして孕ませてあげるよ。かわいい乙女たち」
全員があのクソ野郎に……いや……もはや全員クソだ……吐き気がする!
「この娘たちは私がちゃんと可愛がってあげますよ。ですが、あなたが変わろうとした事実は私も評価します。そこでどうでしょう? もし私の提案を受け入れて下されば、この娘たちはあなたに返し――――」
コロシテヤル
「むっ、王子!?」
「王子くん?」
「……あんた?」
「ちょ、どうしたというの!?」
「……ッ!」
コロシテヤル
「テメエら全員……」
ミナゴロシダ
「後悔して死ね……」
抉り殺してやる。
後悔させてからコロシテヤル。
「クサレビッチ共も……まとめて……」
コロシテヤル。
「俺はテメエらの思い通りには……ならねぇ!」
これが魔界の民たちが望む世界の始まりというのなら、そんな世界は滅ぼしてやる。
天界にも地獄にも収まりきらないほどの骸で溢れさせてやる。
ミナゴロシダ。
散々好き勝手に、ワガママに、そして荒れて生きてきた親不孝者だった俺もそう決意した。
しかし、因果応報っていうものは、こっちの事情を無視してやってきやがる。
結果的に、俺はある意味で生まれ変わることになる。
「なんで……だ……ラギル……お前は、俺と一緒になって……魔界を……魔王軍を……」
魔王のバカ息子とか魔界のダメ王子とか言われ続けるも、俺は舌出してムカつく奴はぶちのめしてきた。
ガキの頃から堅苦しい身分に辟易していた俺は、いつからか自由奔放に生き、喧嘩に明け暮れ、やがては魔界のアウトローたちの間では無敵の肩書と悪名が轟いていた。
しかし、そんな俺も改心しようと思った。
一人の女に惚れたからだ。
「どうして……お前……が……」
そいつはある日を境に気付いたら、こんな出来損ないでどうしようもねぇ荒くれ者だった俺の傍にいつも居てくれて、臣下や民たちが白い目で俺を見ようとも、そいつだけは変わらなかった。
だから、俺は心を入れ替えることにした。
この女と結婚し、真面目に生きようと。そして次期魔王として魔界を率いて地上に住む人間たちを滅ぼそうと。
そんな俺に、親父や臣下たちも「ついに分かってくれた」と泣いて喜んでくれた。散々親不孝してきた俺としては少し恥ずかしい気もしたが、そんな風に言われたのは初めてだったから、少し嬉しかったりもした。
そんな風に俺が思えるようになったのも、あいつのおかげだった。
しかし、その結婚式当日だった。
「私を許さなくて構いません……あなた。ですが、あなたたち一族が率いる魔王軍に未来はありません」
魔界の荒くれ者たちと喧嘩して、傷だらけになって帰ってくる俺に、何も言わずに寄り添って傷の手当てや看病をしたりしてくれたあいつが、寒気のするような冷たい目で俺を見下ろしている。
隠し持っていた剣で俺を背後から刺し、血に染まったウェディングドレスを身に纏い、あいつは俺の知らなかった本性を見せた。
「王子ぃ! ラギル、お前も一体何を……そして……ッ、大将軍! これはどういうことだ!」
親父たちの戸惑いと怒号が一人の優男に向けられている。
その男はこの状況下でも余裕の笑みを浮かべて、俺たちに向けて言い放つ。
「魔王様……そして王子……今日より魔王軍は生まれ変わります……私の手によって……そして、これが魔界の民たちの総意です」
不意を突かれた予期せぬ一撃で意識が朦朧とする中、結婚式場は混沌と化していた。
多くの者たちに祝福され、俺と婚約者のラギルが口づけを交わそうとした瞬間、武装した兵士たちが襲撃してきた。
率いていたのは、この優男……魔王軍の大将軍だ。
「き、貴様……反逆かッ!?」
「革命ですよ、魔王様」
そう、クーデターだった。
俺は咄嗟にラギルを守ろうとした。
しかし、俺が愛したラギルは背後から俺を剣で突き刺した。
「よくやった、ラギル……王子の結婚式ともなれば、王族関係者全てが一堂に集まる……心と体を穢されながらもよく耐えた。お前を褒めよう」
「……はい……お兄様……」
クーデターを起こした大将軍がラギルを抱きしめて労う。
ああ……そうか……そういうことか……
「ラギル……テメエ……だ、だまし……だましやがっ……」
「大人しく降伏してください、あなた……いえ、王子。既に王族、さらには軍上層部の全てを押さえております……」
「さい……しょから……ぜんぶ……ぜんぶ嘘だったのか? おれは、お前と、であ……い……」
その瞬間、俺がラギルと出会ってから今日に至るまでの日々が走馬灯のように流れ、同時にその全てが粉々に砕け散った。
「そうです。最初から……すべてはこの瞬間のために」
物静かで感情表現が苦手なラギル。そんなラギルをちょっと照れさせたり、笑顔にしたり、そんな普段見れない顔を見るのが好きだった。
「私を憎んでくださってかまいません」
でも、あの顔も全て偽物だった。
全てはこの日のための……
「大将軍様、外の護衛兵たちは私たちが、みーんな倒したよ♡」
「あら、始末した数で言えば私の方が多いわよ。べ、別に大将軍のためじゃないんだからね!」
「我ら黄金の絆が力を合わせれば、できぬものはありませぬ!」
「そういうことです~、せ~んぱい♪」
……は? いや……いやいや、ちょっと待て!
「お、お前ら、まで、な……なんで! そ、それにテメエらまで……?」
状況がまるで理解できなかった。
「ふぅ……悪趣味ですよ……お兄様……」
そこに居たのは、俺の幼馴染……魔界学校のクラスメート……競争相手……後輩……まぁ、なんやかんやあったが、あいつらもこんな俺の傍に居てくれて……なんであいつらまで?
「ま、さか……」
ラギルだけじゃねぇ。あいつらまで裏切りの大将軍の傍にまとわりつく。
発情した雌の顔をして。
ああ……そういうことか……
「ごめんね、王子くん。でもこれは魔界のために必要なことなの」
「まあ~、この完璧超人の私を選ばずにラギルを選んでいる節穴のあなたじゃ分からないでしょうけどね」
「王子殿には理解できぬでしょうが、これは全て我ら魔族のため! 全ての民たちが、より強い魔界を求めている……大将軍……いいえ、新たなる魔王様の下で」
「ねぇ~、大将軍さまあ~、ううん、新・魔王さま~」
嗚呼……ああ……アア……ア゛ア゛……
「そういうことです、『ウァルド王子』。あなたは何も分かっていなかった。彼女たちもちょっと意識を弄ったらこの通りです」
「だい……しょうぐ……『クーズオ大将軍』! てめぇ……」
「はっはっは、恨まないでいただきたい。我が妹の純潔を奪ったのですから、これぐらい」
ラギルだけじゃねぇ。
こいつらとのあの日々も……笑ったり、喧嘩したり、笑ったり、笑ったり、笑ったり……全部……
「んもう、大将軍様ぁ、あんなヘタレ王子くんなんか放っておいて、昨日私の処女を奪ったみたいに可愛がって欲しいなぁ~♡ んちゅっ、きす、えへへ、もっと舌、からめちゃうもん」
「ふふふ、ああ……お前はかわいいな」
「えへへ、ん、ちゅぷ♡」
幼いころからの幼馴染。
侯爵家の令嬢で、将来は俺のお嫁さんになるとか言ってたあいつ……だけど、俺にはラギルがいるからと……側室でもいいと言っていたあいつ……ならば、あいつを受け入れるなら、せめてラギルとの結婚式を終えてからと……
「んちゅ♡ ちゅぷ♡ えへへ、クーズオさまの唾おいひいよぉ~♡ んじゅる、乳首も勃起しちゃった……しゅって♡」
それが今、裏切りの大将軍と濃厚に舌を絡め合うキスをしている。
「ちょっと、ずるいんじゃない? ま、私はディープキスなんかで満足しないけどね。ほら、クーズオさま、チンポお出しになりなさい。私の処女膜破って中出ししてくれたこのチンポを私の舌で……ちゅぷ、清めてあげるわ♡」
魔界魔法学校時代の同級生。よくサボって途中から行かなくなったが、俺とよく成績を争っていた女。俺にツンツン突っかかってきて、何度もぶつかって……俺がアウトローに身を堕としてからは疎遠になったが、俺結婚すると分かったら急に……
「うふ♡ あらあら、クーデターで興奮しているの? 汚いカウパーまみれのチンポ勃起させて……ほら、私のトロトロのオマンコを使ってもいいのよ? んひょっ♡♡♡」
その女が、今は裏切り大将軍のチンポを咥えて悦んでやがる。
「く、皆さま……ずる……いえ、下品です。誇り高きクーデターの場でまた乱交など……」
「お前は来ないのか?」
「で、ですが……私にはもう……どこも……」
「ならば、ここがあるだろう? ふふふ」
「な!? こ、この私に……そ、そんな所を舐め……う、うぅ、舐めます! 舐めますとも!」
魔王軍女騎士の一人。ガキの頃から誇りがどうとかと堅物で、よく俺と喧嘩して……だけど……その喧嘩で互いに強くなったりもして……そんな女が……
「く、う、なんというスケベな香り……う、うう、舌で菊座をだなんて……ちゅぷる♡」
そんな女がクソ野郎のケツの穴を興奮しながら舐めている。
「ああん、ズルいです~♡ 私も先輩に見せつけるようなネトラレ浮気セックスしちゃいます~!」
俺に懐いていた後輩も……ああ……ああ!
「ああ。いまここで、またかわいがって、そして孕ませてあげるよ。かわいい乙女たち」
全員があのクソ野郎に……いや……もはや全員クソだ……吐き気がする!
「この娘たちは私がちゃんと可愛がってあげますよ。ですが、あなたが変わろうとした事実は私も評価します。そこでどうでしょう? もし私の提案を受け入れて下されば、この娘たちはあなたに返し――――」
コロシテヤル
「むっ、王子!?」
「王子くん?」
「……あんた?」
「ちょ、どうしたというの!?」
「……ッ!」
コロシテヤル
「テメエら全員……」
ミナゴロシダ
「後悔して死ね……」
抉り殺してやる。
後悔させてからコロシテヤル。
「クサレビッチ共も……まとめて……」
コロシテヤル。
「俺はテメエらの思い通りには……ならねぇ!」
これが魔界の民たちが望む世界の始まりというのなら、そんな世界は滅ぼしてやる。
天界にも地獄にも収まりきらないほどの骸で溢れさせてやる。
ミナゴロシダ。
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