添い遂げない。でも死ぬまで共に。
【神子は二度、姿を現す】のスピンオフ作品。
ヴィルヘルム×ランスロット
王族として生まれた二人が運命を受け入れ、決して結ばれる事のない絆を育み、壊すまでの話。
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読み終えて、神子は二度〜の「世話の焼ける兄」を読み返してきました。
すごくとても大好きです。
父王は、愚かでしたね。傲慢で不器用で哀れで、それでもやっぱり愚かでした。
ランスが父の悪夢を見るのを不思議に思っていました。親子らしい交流もなく信念を以て愚王を討ったのに、夢を見るというのは感傷があるかのようで。
どんなに傲慢で不器用で愚かでも父が愛そうとした形だったのだということだけは、ランスはひとりで抱えていくのでしょう。
「国を愛してくれるなら、あとはご自由に」というと冷めているようですが、彼らにとっては最大の親愛と理解ですね。
肝の据わったお妃方、やっぱり大好きです。
政情が安定して幸せになれる彼らを見られたら、と思っていましたが、こんなにも深い形で叶って本当に嬉しいです。
『添い遂げない。でも死ぬまで共に』
求婚よりも貪欲な愛の言葉だと思います。
素敵なお話をありがとうございました!
ランスロットは博愛の人なんですよね。
誰よりも貪欲に、関わる人々、その全てを愛してしまう。
冬の水溜まりのように、何度も踏み荒らされては懲りずに綺麗な薄氷で包み込む。
どう足掻いても非情になれないから国王としての適性はアレクシスの方が持ち合わせている…と、前提を置いていたので、本当に、一番不器用だからヴィルヘルム頑張ってくれ!!と思いながら書いていました。
BL作品ですので、女性キャラを出す時はいつもドキドキしてますが妃達、私も大好きです。書いて良かった…!
本当に、そこ!というポイントをしっかり汲み取って頂けて嬉しいです!こんなにも丁寧な感想を頂けて、私は幸せものです。
こちらこそ、素敵な感想をありがとうございました!