添い遂げない。でも死ぬまで共に。
【神子は二度、姿を現す】のスピンオフ作品。
ヴィルヘルム×ランスロット
王族として生まれた二人が運命を受け入れ、決して結ばれる事のない絆を育み、壊すまでの話。
ヴィルヘルム×ランスロット
王族として生まれた二人が運命を受け入れ、決して結ばれる事のない絆を育み、壊すまでの話。
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読み終えて、神子は二度〜の「世話の焼ける兄」を読み返してきました。
すごくとても大好きです。
父王は、愚かでしたね。傲慢で不器用で哀れで、それでもやっぱり愚かでした。
ランスが父の悪夢を見るのを不思議に思っていました。親子らしい交流もなく信念を以て愚王を討ったのに、夢を見るというのは感傷があるかのようで。
どんなに傲慢で不器用で愚かでも父が愛そうとした形だったのだということだけは、ランスはひとりで抱えていくのでしょう。
「国を愛してくれるなら、あとはご自由に」というと冷めているようですが、彼らにとっては最大の親愛と理解ですね。
肝の据わったお妃方、やっぱり大好きです。
政情が安定して幸せになれる彼らを見られたら、と思っていましたが、こんなにも深い形で叶って本当に嬉しいです。
『添い遂げない。でも死ぬまで共に』
求婚よりも貪欲な愛の言葉だと思います。
素敵なお話をありがとうございました!
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