緋色の蜜月

彼は、妹を愛した。彼女は、兄に恋をした。
ふたりは、とある社に巫として生まれた。

妹は、かつて退魔の巫女であり。兄は、鬼の総領であった。
巫女と鬼は恋に落ちて引き裂かれ、来世を誓って生まれ変わることを望んだ。

      ☆

こちらは、現在、キャラ文芸カテゴリーで更新中の【勾玉遊戯】というお話のその後の時間軸の物語です。
内容も一部連動して書いていますので、【勾玉遊戯】本編・過去編と平行しての閲覧をおすすめします。

このお話は、【勾玉遊戯】の本編が終わった先の時間軸の、兄妹としての一線を越えてしまった兄×妹の物語となります。
ある意味、主人公たちの行きつく先のネタバレを含むことになりますが、【勾玉遊戯】本編と平行して読めるように書いています。平行して読んででいくと、のちのち少し見方が変わってくることになるかもしれないお話になります。
 
なお、この先は恋愛・色事メインの短編連作となります。
R18描写を含むお話もあるのでR18のタグをつけていますが、だいたいはR15程度の描写にとどまります。
基本的には甘めなほのぼの日常溺愛系。
また、主人公ふたりは異父兄妹ですので、近親相姦要素を含みます。
ご了承の上、大丈夫であればお読みください。
      
      ☆

とはいえこれだけわかっていればなんとなく読めると思う、【緋色の蜜月】内での主人公兄妹についてのプロフィール

・皇柚真人(すめらぎ ゆまと)
 皇神社の宮司にして鬼の首領の生まれ変わり
 外見は25歳前後と見えるが実年齢は不詳
 異様な美貌と稀代の異能を有する俺様チートな神職で料理が趣味
 妹とは前世で恋人同士だった
 近親相姦なんざ知ったこっちゃない妹が世界の中心お兄ちゃん

・皇司(すめらぎ つかさ)
 皇神社の巫女にして退魔の巫
 柚真人の実の異父妹
 実年齢不詳だが柚真人よりはかなり歳下にみえる
 幼少時に自己の能力の暴走させて以来その能力をずっと封じられていた
 そのため自分の力量に無自覚無頓着すぎるボーイッシュ女子

※エブリスタ・カクヨムにも掲載中。
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