黒魔女とエセ紳士
自分が異質で、世界からはみ出してるとわかってる。それでも居場所が欲しい。だれかに必要とされたくて、たったひとりの「特別」になりたくて――求めずにはいられないの。
父の顔は知らず、母は見知らぬ男と蒸発。
身内はアルファの姉ふたりだけ。
貧困家庭出身で下級アルファの絹香には夢も、希望もない。
魂の番である運命のオメガと出会うことに興味はなく、先の見えない未来や将来に期待もしていない彼女は、穏やかな生活を送れるように仕事で稼いでいた。
アルファの番がいるにもかかわらず満たされないでいるオメガの女たちと短期間での肉体関係を持ち、恋愛や結婚などは真剣に考えないで生きる。
ただ代わり映えのない毎日を、昨日と同じ今日のために過ごしている。
だが彼女の日常は、たやすく壊されてしまうのだった。
ある日、絹香の仕事先のレストランにガラの悪いアルファの男たちが、やってくる。
絹香の家に転がり込んできたオメガの壱架との浮気が壱架の彼氏にバレてしまったのだ。
男たちに殴られ、大怪我を負った絹香は入院するはめになってしまう。
しかも入院先の病院には、彼女の心に消えない傷を負わせた元彼の和泉がいた。
ひょんなことから彼の両親が経営しているレストランのホールを任された絹香は……。
※注意※
NLメインとなりますが、前半にGL描写が入ります。
主人公が恋人となる男と出会う前に、ほかの女と肉体関係をもっているのが伺えるシーンがあります。
セフレ、浮気・不倫描写があります。
この物語はフィクションです。
実在の人物・団体・事件などと一切関係ありません。
残酷・暴力描写:*
性描写:※
こちらの作品はNolaノベルからの転載となります。
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