雨を見て僕が思い出すもの

人間と吸血鬼の戦争は、人間の勝利で終わった。人間側は吸血鬼を次々と捕まえて太陽のもとに晒し、次々と処刑していった。

ある日、太陽の光に耐えることができる吸血鬼が現れる。それは、後に僕の監視対象となる少女のことだった。

僕は吸血鬼である彼女の監視役として、長い間側にいる。そしてそれはこれからも、変わらない。

感情を見せない吸血鬼の彼女と、人殺しの僕の話。



pixiv、エブリスタにも掲載中。

24h.ポイント 0pt
0
小説 184,460 位 / 184,460件 恋愛 56,087 位 / 56,087件