【完結】蒼海の王は朝の陽射しに恋焦がれ~冷徹な王の慈愛に溺れて~

繁栄を築く大国ネレウス。たった一人の姫君であるモルガーナは、王である父と婚約者であるオズヴァルド将軍、そして大勢の国民から温かく見守られながら暮らしていた。
 ある日のこと、モルガーナは父からルース国の国王へと嫁ぐようにと命が下された。
 ルース国は遥か海の向こうに浮かぶ小さな島国であった。
故郷、そして婚約者のオズヴァルドの元から離れなければいけなくなったモルガーナは、悲嘆に暮れながら過ごしていた。
 そんな折、彼女をルース国へ運ぶ船が座礁をしてしまった。
 無念を覚えながらも死を覚悟した彼女は、しかし何者かによって命を助けられることとなる。
 「目が覚めたか。何よりだ」
 その人物こそがルース国の国王・カルロスだった。
 彼はモルガーナに冷たくも蕩けるような快楽を与えるのだった。
 カルロスの手で淫らな欲望を教え込まれた彼女だったけれど、その裏でルース国に暗い影が忍び寄っていた。
 暗躍する王弟・エンリコ、暗い表情を浮かべるルース国の民達。
 遂にカルロスの口から真実を聞かされたモルガーナは、ルース国、そしてネレウス国のために立ち上がるのだった。

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