【R18BL】異端審問官の背信
三百年前、魔女狩りによって一人の魔女が火刑に処された。
その三日後、魔女が暮らしていた村は謎の大火に見舞われ、焼け野原となった。しかし、魔女が暮らしていた一軒の小屋だけは、焦げ跡ひとつ残さず焼け残ったという。
それから三百年。
十五歳の誕生日を迎えた孤独な少年ミレーは、何かに導かれるように、その小屋を訪れる。
そこで出会ったのは、黒髪と紫色の瞳を持つ、美しい魔女だった。
魔女に弟子入りを許されたミレーは、彼と共に暮らし始める。しかし、魔女は自らの過去を語ろうとせず、魔王ルキフェルに対して異様なほどの警戒心を抱いていた。
そんなある日、ミレーは小屋の本棚で、三百年前に書かれた二冊の手記を見つける。
それは、神を信じ、魔女を裁く異端審問官と、悪魔に魂を捧げた一人の魔女の記録だった。
手記を読み進めるうちに、ミレーは三百年前の魔女狩り事件に隠された真実と、二人の男が辿った数奇な運命を知っていく。
神への信仰、許されざる恋、悪魔との契約。
三百年の時を超え、愛と罪が交錯する、ゴシック・ダークファンタジーBL。
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