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メイドのマリア

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コン、コン!
俺が一人色々考え事をしていると、扉を叩く音がした。
「はいっ」
「失礼致します。」
茶髪のメイドが料理を運んできた。
……スープが五品と果物が十種類見たこともない、量が俺のベッドテーブル用に、並べられた…。
「……す、凄い量の……果物だね…。これ、僕一人で食べるの?スープも色々と……あるみたいだね…。」
俺(ウィル)は苦笑いした。
「料理長が、「果物ある分、持ってけー!」と、言われましたので持って来ました。」
(……ある意味、大丈夫なのか?お城のコックさんて……)
「……あの……食べれる分だけでもいいですか?こんなには、無理だと思うので…。」
メイドは大丈夫ですと答えてくれた。
よし、食うぞ。
俺は、五品あるスープの一品に手をつけた、ポタージュスープみたいな、小さく刻んである野菜が入っている
(う~~んまぁい!)
これが、城で食べる料理なのか?と、俺は、あっという間にスープ一皿食べてしまった
ジーーーーーーツと、俺が食べているのを茶髪のメイドが見ていた……食べづらい……。
(このメイドの女性もお腹すいてんのかな…。俺(ウィル)が目を覚めた時からいたんだもんな…名前も聞いてみるかな。)
「名前教えてくれますか?僕意識がない時に、みんな忘れてしまったみたいで……」
「そんな~?ウィル様~~私の事を忘れてしまったのですか~~?ウィル様付きのメイド、マリアです!十八歳です。もう、忘れたらダメですよ!」パチンと、ウィンクしてきた……
俺は、一瞬ドン引きして顔がひきつりそうだった…。
(まあ……最初の出会いが納得したと言うか…。)
「……あ、うん、ごめんねマリアさん、一緒に食べませんか?僕一人じゃ食べきれないから。」
ニコッと俺(ウィル)は笑った
「えっ、いいのですか?」マリアは嬉しそうに答えた。
(ジーーーーッと見られるよりはいいか!)
俺(ウィル)は、マリアと一緒にご飯を食べた。



その後、俺にとって、悲劇が襲った……






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