異世界の災厄は全部「落とし物」でした ~拾った竜王を交番に届けたら、なぜか王国最強になった件~
駅の遺失物係として働いていた相馬湊は、持ち主不明の鍵を届けようとした帰り道、見知らぬ異世界に飛ばされてしまう。
たどり着いた街では、空から落ちてきた巨大な竜が暴れ、衛兵たちが逃げ惑っていた。湊はとっさに竜へ手を伸ばす。
「落とし物なら、預かります」
次の瞬間、竜は手のひらに収まる大きさになった。
湊が手に入れたのは、あらゆる「本来あるべき場所から失われたもの」を拾い、安全に保管できる能力《遺失物預かり所》。暴走する魔法も、王国を脅かす魔物も、持ち主さえ分かれば返却できる。もちろん、竜王本人がそれを望んでいるかどうかは別の話だ。
帰る方法を探しながら街の片隅に遺失物窓口を開いた湊は、勝ち気な衛兵リシェルや、なぜか返却されるのを嫌がる小さな竜王と出会う。
財布探しから始まった仕事は、やがて王家の宝剣、迷宮の主、そして誰も覚えていないはずの「失われた街」へと広がっていく。
「いえ、俺は預かっているだけなんですが」
そう言い張る湊のもとに、今日も世界中から厄介な落とし物が集まってくる。
たどり着いた街では、空から落ちてきた巨大な竜が暴れ、衛兵たちが逃げ惑っていた。湊はとっさに竜へ手を伸ばす。
「落とし物なら、預かります」
次の瞬間、竜は手のひらに収まる大きさになった。
湊が手に入れたのは、あらゆる「本来あるべき場所から失われたもの」を拾い、安全に保管できる能力《遺失物預かり所》。暴走する魔法も、王国を脅かす魔物も、持ち主さえ分かれば返却できる。もちろん、竜王本人がそれを望んでいるかどうかは別の話だ。
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