魔力欠乏症の英雄が私の夫になっちゃいました【完結】
魔力欠乏症、それは魔法が使われる世界では、もっとも恐ろしい病の一つであった。
その病の治療法はただ一つ。
それは、その病に侵された者の番いを探し、体液交換をする事。
番いとは、唯一無二の存在となり、単に魔力保持だけで、体液交換するのみでは完治はせず、番いになれる相手を探し、伴侶となり一生その相手を愛せる者の事を言う。
そして、魔力が強い女は神殿で生活し、純潔を守りながら、魔力欠乏症で治療を待つ男達への拠り所にされ、大事にされてきた。
地方各地に点在する神殿の一つで生活していたルーアもまた、魔力が生まれつき強く、彼女も魔力欠乏症を発症し、番いとなる男を待ち望んで、商家を営む両親と離れ、神殿に移り住むようになって、三年の月日が流れていた。
番いとの出会いを夢みながら、日々魔力の相性の良い相手が、目の前に現れてくるのを待ち侘びて、一日に何人もの異性と唇を重ねるのだった。
*Hシーンには♡が付きます
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