「魔力なしの落ちこぼれ」と実家で虐げられ、侍女として扱われていたシャーロット。
姉のパーティーで給仕中、国一番の冷酷男と恐れられる第一騎士団長アルフレッドとすれ違いざまに手が触れてしまう。
その瞬間——彼を蝕んでいた漆黒の不治の呪いが綺麗に消え去った!?
実は彼女は無魔力ではなく、負の魔力を無効化する極上の浄化体質の持ち主だったのだ。
今年が「呪いによる死」のタイムリミットだった彼は、周囲の悲鳴を無視して彼女の腕を強く掴む。
「……見つけた。俺の命のために、今すぐ来てもらう」
実家から強引に買い取られ始まったのは、発作を抑えるための「毎日の手繋ぎ」と「毎夜の添い寝」!?
無防備な彼女の可愛さに、冷徹な騎士団長は「……頼むから動くな。理性がもたない」と毎晩一人で悶絶&重度の寝不足に……。
さらに「呪いの根本解除には本気の愛が必要」と判明して——!?
我慢の限界を迎えたスパダリの、執着&独占欲全開ジレ甘ラブコメ!
文字数 41,745
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.08.26
「ルシアン、私に恋の仕方を教えて!」
両片思いのすれ違いの末、勘違いから幼馴染のルシアンに「恋愛の家庭教師」をお願いしてしまった公爵令嬢のエレノア。
普段は誰に対しても冷徹な王宮魔術師筆頭のルシアンだが、なぜかエレノアの願いだけは優しく引き受けてくれて……?
至近距離で見つめ合う視線、耳元で囁かれる甘い言葉、指を密かに絡められる触れ合い。
「レッスン」と称して繰り出される彼の過保護で甘いアプローチに、エレノアの心臓は持ちそうにない。
一方、余裕のある「先生」を演じるルシアンの裏側では、彼女への重すぎる愛と独占欲が限界を迎えていて――。
「もう、逃がしてなんてあげないよ」
無自覚な彼女を甘く追い詰める、執着系幼馴染との過保護な溺愛ラブコメディ!
文字数 10,595
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.09.03
「君との婚約を破棄する」
王太子から婚約を破棄され、さらに医師から告げられたのは――余命一年。
すべてを失った公爵令嬢セレナは、最後くらい自分の好きなように生きようと、荒廃したエルム領の改革に乗り出す。
財政再建、鉱山開発、交易、医療改革。
次々と成果を上げる彼女の前に現れたのは、隣国の公爵カイルだった。
「残り時間を数えるな。君の人生は、君自身が選べばいい」
自分の価値を信じられなかったセレナは、彼に支えられながら少しずつ変わっていく。
やがて、彼女を捨てた王太子は復縁を迫り、かつて彼女を嘲笑した貴族たちは態度を一変させる。
けれど、もう遅い。
私はもう、誰かに選ばれるためには生きない。
余命一年から始まった、令嬢の人生逆転と溺愛の物語。
文字数 34,608
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.08.30
十八歳の誕生日、私は自分が一度死んでいたことを知った。
愛するアレクシスから贈られた古い指輪に触れた瞬間、蘇ったのは幸せな未来と、彼の腕の中で命を落とす自分の記憶。
「貴方は……私が一度死んでしまう未来を知っているのですか?」
彼は、十年前の過去へ戻ってきた未来の人間だった。
一度失った私を救うために。
けれど、過去を変えた代償として、彼の中から前の人生の記憶が少しずつ消えていく。
「記憶が消えても、私は何度だって君に恋をする」
私を救うためにすべてを捨てた彼を、今度は私が救いたい。
しかし、変えた未来の先で待っていたのは、十年前から暗躍していた黒幕と、世界の時間そのものを操る禁忌の魔術だった。
やがて彼は、私との思い出をすべて失ってしまう。
それでも私は、彼の手を取る。
「過去が私たちを結びつけたのではなく……今の私たちが、お互いを選んだんです」
記憶を失っても、運命が変わっても。
何度でも、あなたに恋をする。
一度失った恋を、もう一度選び直す――
タイムリープ×溺愛×運命逆転の恋愛ファンタジー。
文字数 40,482
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.08.28
冷酷無比、「氷牙」と恐れられるギルド最高位の討伐者ヴァイス。深手を負った彼が転がり込んだのは、薬草店を営む店主フィーネの店だった。
「近くにいたのが、お前の店だけだったから」
素っ気ない態度とは裏腹に、彼は理由をつけてはこの店に通い詰めるようになる。ポーションの味見をねだり、指先に触れ、雨の夜には初めての口づけを――誰もが恐れる氷の討伐者が、彼女の前でだけ甘く崩れていく。
しかし幸せな日々に、想いを寄せる女性冒険者との軋轢、そして彼の隠された貴族の血筋が影を落とす。身分違いの恋を引き裂こうとする者たちに、二人は――。
不器用な独占愛と、じれったいほど甘いすれ違い。氷のように冷たい男が、ただ一人の女性にだけ見せる本気の溺愛ストーリー。
文字数 29,340
最終更新日 2026.09.03
登録日 2026.08.25
身体に謎の毒の刻印『06』を持つ少女・エリスは、幼い頃から「外の毒から守るため」という理由で、義理の兄であり婚約者のアルフレッドによって屋敷に閉じ込められて育った。
優しく、時に狂おしいほどの執着で見守ってくれるアルフレッド。
だが、昔は抱きしめてくれた彼が、成長するにつれて一切「肌に触れてくれなくなった」ことにエリスは寂しさを募らせていた。
ある日、屋敷を飛び出したエリスが知ったのは——自分が閉じ込められていた衝撃の理由。
アルフレッドの腕にある『07』の刻印は、エリスの体内の毒を引き受ける「受け皿」であり、彼は命を削って毒を吸い上げてくれていたのだ。
そして今、毒が活性化したエリスが彼に触れれば、過剰共鳴でお兄様を死なせてしまう。
「愛しているのに、触れることすらできない——」
互いを深く想い合いながらも、手を繋ぐことすら許されない切ない運命。
さらに街を侵す奇病と、二人を『実験体』として狙う謎の教団の陰謀が迫る。
街で見つかった「もう一人の06」の少女、そして『08』と呼ばれる恐ろしい実験の正体。
過酷な真実を前に、ただ守られるだけの存在だったエリスは、大切な婚約者(お兄様)の手を再び握りしめるため、自らの意志で立ち上がる!
「触れられなくたって、私たちの心は繋がっている」
偽りの鳥籠を破った二人が辿り着く、呪鎖の解体と真実の愛の結末とは——?
文字数 36,654
最終更新日 2026.09.02
登録日 2026.08.12
子爵家令嬢のリリアと、近衛騎士団副団長を務めるハイスペックな男前・ルークは、幼い頃から何をするにも一緒の「一番近くにいる幼馴染」。
リリアにとってルークは性別を感じさせない最高の親友であり、向こうにとっても自分は単なる「可愛い妹分」なのだと信じて疑っていなかった。
しかし、ある事件をきっかけにルークの態度が一変!
「男の部屋に無防備に入るな」
「逃げられると思うなよ」
これまで隠していた激重な執着と独占欲を露わにし、耳元低音ボイス、恋人繋ぎ、強引なバックハグなど、甘く強引なアプローチで迫ってくるルーク。
突然「男」の顔を見せて身もだえるような甘さで攻めてくる彼に、リリアの心臓と理性が保つはずもなく、毎日が顔面爆発寸前のパニック状態!
さらに、王宮に赴任してきた大人で余裕のあるライバル騎士・ジークが現れたことで、ルークの嫉妬と本気が大爆発し――!?
「ただの幼馴染」という安全な枠を壊して迫り来る騎士様の過保護な溺愛と、戸惑いながらも自分の心に向き合っていく令嬢の、キュンキュン&悶絶必至な異世界焦れキュンラブコメディ!
文字数 48,370
最終更新日 2026.08.31
登録日 2026.08.22
「これは『護衛の訓練』ですよ、エレナ様。……嫌ですか?」
恋という感情をまだ知らない公爵令嬢のエレナ。
そんな彼女の側に幼い頃からずっといたのは、幼馴染であり専属護衛騎士のアルフレッドだった。
兄妹のように育ち、「触れられない二人」として一定の距離を保ってきたはずだったのに――。
ある日を境に、アルフレッドの距離感が少しずつ変わっていく。
「騎士としての訓練」「警護のため」という言葉に騙され、少しずつ、けれど確実に縮められていく物理的・心理的な距離。
白手袋越しだった触れ合いが、いつしか素肌へ。
「訓練」のはずなのに、耳元で聞こえる熱い吐息、逃げてくれない甘い密着に、エレナの胸は甘く疼き、頭がおかしくなりそうになっていく。
いつの間にか仕掛けられていた、彼の上手すぎる甘い罠。
幼馴染の「従順な騎士」の顔の裏に隠された狂おしいほどの情熱に触れ、無自覚だったエレナは、自分が抱いている感情がただの親愛ではないことに気づかされていき――。
文字数 33,198
最終更新日 2026.08.29
登録日 2026.08.19
「君は王妃に向いていない」
婚約者だった王太子レオンから、そう告げられた公爵令嬢エレナ。
彼が選んだのは、聖女ミレイアだった。
婚約を破棄され、王宮を追われたエレナは、北方の荒れ果てた領地へ向かう。
そこで待っていたのは、厳しい寒さと貧しい領民、そして誰からも見捨てられた元王太子レオンだった。
すべての地位を失い、落ちぶれた彼は、エレナの前で頭を下げる。
「どうか私を、あなたの侍従としてお側に置いてください」
かつて自分を見下し、捨てた男。
そんなレオンを、エレナは簡単には許せない。
それでも彼を侍従として受け入れ、共に北方領の再建に挑むことになる。
商業、農業、交易路――。
エレナは持ち前の才覚で領地を発展させ、誰もが見捨てた北方領を王国屈指の繁栄地へと変えていく。
一方レオンは、華やかな王太子時代には知らなかった「人の痛み」を知り、泥にまみれながら少しずつ変わっていく。
やがて彼は、もう一度エレナの隣に立つため、王都へ向かうことを決意する。
王太子の座を取り戻すためではない。
――自分がかつて壊したものから、今度こそ逃げないために。
そして帰還したレオンに、エレナが告げた言葉は意外なものだった。
「明日から……侍従を辞めてください」
拒絶されたと思ったレオン。
しかしエレナが差し出したのは、別れの手ではなかった。
「私の後ろを歩く侍従ではなく――私の人生の、対等なパートナーとして。私の隣に立ってください」
かつて自分を捨てた男を、もう一度愛するのか。
それとも、過去の傷を抱えたまま別の道を選ぶのか。
すべてを失った元王太子と、自らの力で「北方の女王」と呼ばれるまでになった公爵令嬢。
これは、一度壊れた二人が、過去をなかったことにはせず、それでも自分自身の意思で再び互いを選び直す、逆転と再生の恋物語。
文字数 45,684
最終更新日 2026.08.29
登録日 2026.08.19
「本日この場を借りて、婚約を破棄する!——そして俺が真に愛するのは、リゼット! お前だ!」
……は?
華やかなパーティ会場で突然始まった、バカ王子の婚約破棄劇。
全く身に覚えのない巻き添えを食らった私は、冷徹な一言で即回答した。
「——お断りいたします。貴方のような思慮の浅い方と添い遂げるのは、人生最大のリスクですので」
激昂したバカ王子が力づくで私を拘束しようとしたその時、助けに入ってくれたのは『氷の騎士』と恐れられる隣国のサイラス王子だった。
しかし、私を庇ってくれた瞬間——私の中に眠っていた聖女の守護魔法が最悪の暴走を起こす!
翌朝目覚めると……なんと、私とサイラス王子の身体が入れ替わっていた!?
「この男の身体、体力もあるし権力もある……実家で仕込まれた政務、片っ端から改革させてもらいますね?」
男の体と地位をフル活用し、有能すぎる手腕で隣国のドタバタ政務を爆速で片付けていく私。
一方、私の体に入ったサイラス王子は、しつこく迫ってくるバカ王子をハイスペックなロジハラで完膚なきまでに叩きのめしていて——!?
しかもこの入れ替わり魔法、『相手にときめいたり動揺したりすると、元に戻ったり再発したりする』という最悪の欠陥があって……!?
有能すぎる二人による、勘違いスカッと×激甘ドタバタ入れ替わりラブコメディ!
文字数 34,726
最終更新日 2026.08.26
登録日 2026.08.18
「患者の命を救うのに、性別は関係ありません」
王立病院の女性医師エレノアは、男の医師たちが匙を投げた難手術を一人で成功させながらも、古い権力としきたりに固執する総院長たちによって手柄を奪われ、理不尽にも永久追放されてしまう。
雨の中、唯一彼女の技術と志を認め、命がけで庇ってくれた若き副院長ルシアンに別れを告げたその時――エレノアは異世界の地「現代日本」の救急救命センターへとタイムスリップする!
そこで目にしたのは、異世界を遥かに凌ぐ衝撃の光景だった。
徹底された消毒と衛生管理。
性別や立場に関係なく意見を交わす「チーム医療」。
そして、患者の「その後の人生」まで支える温かな医療の姿――。
現代での学びと熱い誓いを胸に、やがて元の世界へと戻ったエレノア。
しかし、待っていたのは謎の感染症の蔓延と、権力者たちによる医療物資の買い占め(兵糧攻め)だった。
「私たちは政治のために医療をしているのではありません」
知識も立場も奪われた元追放医師が、現代で学んだ“本物の医療”と確かな技術を武器に、ルシアンとともに腐敗した王立病院を内側から劇的に変革していく!
文字数 43,760
最終更新日 2026.08.26
登録日 2026.08.16
あらすじ
「私が力を使うたび、あなたとの思い出だけが消えていく――。」
終焉の穢れから人々を救う"聖女"セレスティア。
その奇跡には、誰にも知られていない代償があった。
力を使うたびに、大切な人との記憶を失ってしまうこと。
護衛として共に旅をする王子レオンは、その秘密を知りながらも、何度忘れられても変わらず彼女に寄り添い続ける。
「君が忘れても、俺は何度でも君を好きになる。」
だが、千年前にも同じ運命を辿った聖女と将軍がいた。
二人は愛し合いながらも、記憶を失い、最後は同じ日に命を落としたという――。
さらに、王宮に戻った二人の前に現れたのは、王子の婚約者候補、美しき公爵令嬢エレノア。
彼女だけが知る"千年前の真実"、王家に隠された禁書、そして聖女に課せられた残酷な呪い。
愛する人を救えば、思い出は消える。
思い出を守れば、愛する人を失う。
二人は、千年前から続く悲劇を終わらせることができるのか――。
これは、忘れても、何度でも恋をする二人の、切なく優しい王宮恋愛ファンタジー。
文字数 41,991
最終更新日 2026.08.20
登録日 2026.08.09
「あなたを救えるのは、私だけです」
異世界に転生した元看護師エルザは、ひょんなことから呪われた公爵カイゼルの専属主治医になる。
戦場では「死神公爵」と恐れられるほど圧倒的な力を持ちながら、彼の身体には決して癒えない呪いが刻まれていた。
触れるだけで激痛が和らぐエルザの不思議な力。
しかし、それは奇跡ではなかった。
彼女の持つ「創世の波長」と呼ばれる希少な治癒能力こそ、古代から狙われ続けた禁忌の力だったのだ。
神殿の陰謀によって命を狙われるカイゼル。
彼を救うため、エルザは前世の医療知識と看護師としての経験を武器に、魔法では不可能だった治療へ挑む。
「患者を見捨てるナースなんていません」
そう言って自分の命すら顧みず彼を救ったエルザ。
だが、呪いが消えたあと――今度は彼女の身体が蝕まれ始める。
「今度は俺がお前を救う」
かつて誰にも心を許さなかった冷酷な公爵は、ただ一人の女性を守るためにすべてを捨てる。
これは、命を救う手を持つナースと、孤独だった公爵が互いの命を繋ぎ合う、医療×魔法×溺愛ファンタジー。
文字数 49,378
最終更新日 2026.08.19
登録日 2026.08.05
「今度こそ、君を死なせない──」
乙女ゲームに刻まれた前世の記憶。時空を超えて手繰り寄せる、超・溺愛運命ラブストーリー!
雪村詩織は、何度も同じ“死の瞬間”を夢に見ていた。
見知らぬ異世界で、誰かの腕に抱かれながら息を引き取る夢──。
そんなある日、友人に誘われて始めた乙女ゲーム『黄昏の聖女』。
攻略対象と結ばれても、主人公が必ずその腕の中で死んでしまうという“異色の死にルートゲーム”だった。
プレイを進めるうち、詩織は気づいてしまう。これは──自分の前世の物語なのだと。
失われていた記憶が蘇る中、詩織はゲームの開発者・天ヶ瀬涼と出会う。
涼もまた、前世の記憶を抱えたままシオンを探し続け、彼女を見つけ出すためにゲームへ己の想いを刻み込んでいたのだった。
「もう二度と、きみの手を離さない」
記憶を取り戻すにつれ、前世の悔恨を埋めるかのように加速していく涼の深すぎる溺愛。
だが、前世で二人を引き裂いた人物の影もまた、現代の二人のすぐ側に忍び寄っていた──。
前世の悲劇を塗り替えるため、涼は意識をゲームの世界へ送り込む決意をする。
過去の呪縛、現代に忍び寄る運命の歪みを乗り越え、二人は今度こそ本当のハッピーエンドを掴み取れるのか──?
文字数 43,523
最終更新日 2026.08.09
登録日 2026.07.31
製薬会社で働く研究員・汐里(しおり)は、突然異世界へ召喚されてしまう。
そこで出会ったのは、14年前に行方不明となった想い人——王国最強の『黒狼騎士団長』セドリックだった。
再会を果たし、彼の深すぎる愛によって結ばれた二人。
だが、王都では謎の奇病が蔓延していた。
汐里が薬学知識で探ると、病の正体は水源に撒かれた『水銀中毒』と、宮廷薬師による『偽薬ビジネス』の陰謀だった!
濡れ衣を着せられお尋ね者となるも、逃亡中の密やかな隠れ家で愛を深めた二人は、民衆の前で「化学の公開実験」を行い悪党の不正を暴いてみせる。
しかし、その裏には国家を揺るがす巨大な黒幕と、「14年前の召喚」に秘められた衝撃の真実が隠されていて——?
理系ヒロインの『化学知識』×冷徹騎士団長の『圧倒的執着愛』!
事件の真相と14年越しの宿命に立ち向かう、爽快逆転ファンタジー!
文字数 44,930
最終更新日 2026.08.07
登録日 2026.07.29
婚約者だった王子に婚約破棄され、悪役令嬢の濡れ衣まで着せられた公爵令嬢エルフィーナ。
すべてを失い、絶望の中で流した涙は、王家に伝わる聖獣の奇跡を呼び覚ます。
――目を覚ますと、彼女は婚約者だった王子ラインハルトと身体が入れ替わっていた。
王子として政務に携わる中で知る、王族として背負う重責。
一方、エルフィーナとして過ごすラインハルトもまた、彼女が五年間耐え続けた孤独と努力を初めて知る。
互いの人生を生きることで、二人の心は少しずつ変わり始める。
しかし、その裏では王子の新たな婚約者メリッサが、二人を再び引き裂こうと暗躍していた。
婚約破棄の裏に隠された陰謀、改ざんされた証拠、そして王家に伝わる聖獣の試練――。
真実が明らかになる時、二人は元の姿へ戻れるのか。
これは、一度は失われた恋を「選び直す」物語。
婚約破棄から始まる、入れ替わりロマンスファンタジー。
文字数 40,839
最終更新日 2026.08.07
登録日 2026.07.26
22歳の誕生日。
突然現れた一人の執事は、初対面の私に微笑んで言った。
「お帰りなさい、お嬢様。」
会ったこともないはずなのに、どうしてそんな目で私を見るの?
戸惑う私に差し出されたのは、高校生の頃に亡くなった父が遺した一通の手紙。
『二十二歳になったら、この人について行きなさい。』
父の最後の願いに導かれ、私がたどり着いたのは、白百合が咲き誇る由緒ある屋敷だった。
そこで待っていた執事・透夜は、「十五年間、この日を待っていました」と穏やかに微笑む。
けれど私は、彼のことも、この屋敷のことも、七歳までの思い出も何ひとつ覚えていない。
それでも、彼の優しい眼差しに触れるたび、知らないはずの心が切なく疼き、忘れたはずの記憶が少しずつ目を覚まし始める。
なぜ私は、二十二歳になるまで迎えに来てもらえなかったのか。
父は、なぜ十五年間も真実を隠したのか。
そして、透夜が十五年間守り続けた「あの日の約束」とは――。
止まっていた十五年が動き出すとき、忘れた初恋も、運命も、すべてがひとつにつながっていく。
甘く切ない恋と、心揺さぶる秘密が交差する、じれ甘ラブストーリー。
文字数 14
最終更新日 2026.08.01
登録日 2026.07.24
王国で最も名門とされる王立アカデミーに入学した侯爵令嬢・リリア・エヴァレット。
彼女には、幼い頃から繰り返し見る不思議な夢があった。
星が降る夜。
月明かりに照らされた花畑で、顔の見えない青年はリリアの手を優しく包み込み、こう囁く。
「必ず君を見つける。だから、泣かないで。」
目が覚めるたび、その夢だけは忘れられずにいた。
入学初日、リリアは学園中の誰もが恐れる存在――"氷の王子"と呼ばれる第一王子ルシアン・ヴァレンティスと出会う。
誰にも心を開かず、感情を表に出さない彼は、リリアと目が合ったその瞬間だけ、驚いたように息をのみ、揺れる瞳を見せた。
まるで、ずっと探し続けていた人を見つけたかのように――。
しかし当のリリアには、その理由がまったく分からない。
やがて学園では、精霊祭や舞踏会、星祭り、秘密の庭園など、数々の出会いが二人を少しずつ近づけていく。
優しく差し出される手。
月夜のバルコニーで交わす約束。
誰にも見せない王子の微笑み。
胸が高鳴るたび、夢で見た景色が少しずつ現実と重なり始める。
そして、夜にだけ咲く伝説の花「星花」に秘められた真実が明らかになったとき、リリアは自分が知らなかった運命と向き合うことになる。
これは、忘れられた約束をもう一度結び直す、恋と魔法のファンタジー。
あなたもきっと、王立アカデミーで恋をしているような気持ちになる――。
文字数 28,421
最終更新日 2026.08.01
登録日 2026.07.22
シルフィーリア王国の第一王女・セシリアには、幼い頃から身の回りを守る二人の専属護衛騎士がいた。
無口で誠実、圧倒的な熱量で包み込む大剣使いの兄・リュカと、頭脳明晰で甘く意地悪な言葉で惑わす弟・レイ。
昼間は誰もが羨む「完璧な忠臣」である二人だったが、セシリアと他国王子との「お見合い晩餐会」が催された夜、二人の静かな執着が牙をむく。
他の男に触れられたセシリアに対し、暗闇の寝所で施錠し、「お仕置き」と称して襲いかかる双子。
右からはリュカの猛々しい体温と力強い愛撫、左からはレイの耳元を焦がす甘い吐息と器用な指先——。
左右からの密着と五感を揺さぶる責めに、セシリアの理性を溶かされていく。
「僕たちは二人で一つ。姫様を愛するのも二人で半分こです」
二人の狂おしいほどの独占欲を受け入れ、セシリアは双子騎士の甘く濃厚な愛の波へと飲み込まれていって……。
文字数 17,903
最終更新日 2026.08.01
登録日 2026.07.31