王女様は妄想がお好き
大陸の北側に位置する小国・エグレットの王女シャルロッテは、同盟国レーヴェの王子、ユリウスと婚姻の儀を交わした。
しかし、ユリウスは政務が忙しいのを理由にあまりシャルロッテの寝所を訪れない。
毎晩、遅くまで起きてユリウスを待つシャルロッテを侍女は心配するが、当のシャルロッテは自分一人の時間が増え、これ幸いとばかりに趣味に没頭していた。
シャルロッテ姫の趣味、それは小説を書くこと。
エグレットの貴族女性の間では、ロマンス小説が流行っていた。シャルロッテは、そこで随一の人気を誇る覆面作家だったのだ。
シャルロッテは、レーヴェでも自分の小説を流行らせようと画策するが――!?
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