運命じゃない私の、新しい恋について
リリアの母は父の浮気を苦にして、リリアの知らない男と出奔をした。
リリアの父は浮気相手と結婚をして、リリアには腹違いの弟妹がいる。
肩身の狭い生活をしてきたリリアは、幸せな家庭を夢見ていたが
父がリリアの結婚相手に選んだエラド・グリーズ侯爵家子息は、リリアと結婚をした半年後に「運命の人を見つけた」のだという。
きっと離縁をされるのだろう。
そう思い、リリアはテネグロ王立図書館で司書として働きはじめる。
母のようにはなりたくない。
せめて一人で生きていけるようになるために。
その図書館で、リリアは訪れるたびにいつも閉館時間まで本を読んでいるオーウェンと出会う。
王城にある研究棟で古代文字と古代史の研究をしているのだという。
リリアは彼の調べ物に付き合うことになるが──。
最後までドキドキしながら拝見しました。
とても面白かったです。
2人のこれからが幸せでありますように。
エラドにも救いがあってよかったです。
そしてウルが可愛い!
これから沢山行くであろう、2人と1羽の旅を考えると幸せな気持ちになります。
素敵なお話をありがとうございます。
束原ミヤコさま
おはようございます。
「研究発表会」
まるでもう終わってしまうかのような!
まだ57ページです。まだまだ続きますよね?
従姉妹のマチルダもまだ名前しか出ていないし、リンハルトの伯父ももしかしたら
まだ何か絡んでくるかも知れない。
今回の襲撃を唆したルイーズの成れの果ての姿も、きっとこのあと披露されるはず。
「襲撃を唆した」罰だけでなく、ルイーズに対する更なる破滅を、読者はきっと欲して
います。ああ、エラドの友人のマルクスもいましたね。一人として取りこぼすことなく
リリアの人生に関わった者たちの行く末を知りたいと、私は強く望んでいます。
「研究発表会」にある一文。
人生に主役も脇役もないだろう。皆が、自分の人生を生きている。
私は登場人物たちそれぞれの人生を見届けたい。
リリアに対する憎まれ役だけでなく、例えば花屋のシルヴァス。王女ナルヴィラ、司書の
ジョセフィーヌ。物語に登場する人物それぞれがとても魅力的です。その人物たちに
好奇心をくすぐられることしきり。彼らの立ち居振る舞いや話し方、話す内容などから
この人と会って話してみたいなぁとしばしば思わせられます。彼らを動かしているのは
作者ですが、作者の意図する以上の影響力を、脇役の彼らは発揮しているように思えます。
「鮮血の雨と、レイン」にあるナルヴィラとオーウェンのやり取り。
「…リリア。何も聞こえなかった。君は何も聞かなかった。いいね」
「はい」
「聞こえましたわ、叔父様」
「ナルヴィラ、君も何も聞かなかった」
「聞こえましたわ、叔父様」
ナイスナルヴィラ。
この場でこのやり取りを見たかった!
そんな風に思う場面が物語のなか随所に見られます。
束原ミヤコさまの書く文章、いいですよね。心に響く、沁みる、迫る、そして
安らぐ。読んでいて心地いい文章です。
まだまだこの先も楽しみにしています。
執筆頑張ってください。
最新話まで読んでからのツッコミ失礼しますm(_ _)m
・7話で初登場オーウェンさんは黒髪に青い瞳と書かれてましたが、16話では黒髪に金色の瞳になってました。他のリンハルト家の人が銀髪青い瞳の中で、オーウェンさんだけが違う色を持つとの事でポイントになると思いますが、8話で澄んだ湖面のような眼差しとの表現がオーウェンさんの雰囲気にピッタリだと思ったので、黒髪青い瞳のオーウェンさん。銀髪金色の瞳で中身も見た目もギラギラの子爵系の人々の方が合ってるかな〜と思いました。(ギラギラ性格は伯父さんだけ?)
・エラドさんのグリーズ家、1話目で伯爵家と紹介してましたが侯爵家なのですね?
クズ元夫との話だけではなく、大昔の話も切なくて古代のロマンも盛り込まれててワクワクします。文章も読みやすいので引き込まれるお話です。
「結婚と恋愛は別物」というマルクスさん。
それは詭弁でないかい?
『性欲100%の欲望』ではないでしょうか。
多分、いつかは奥様にバレる(というか既にバレているかも)時に
その言い訳が通じるでしょうか。
ああ、通じるかも。
いつか来るかもしれない捨てられる(離婚慰謝料?)理由として。
若しくは妻、子供の奴隷にされる理由に。
エラドもそう。
真実、運命とかいうが、ほぼ全て『色欲100%』です。
それを悪いとは言いませんよ。
ただ巻き込むな。
それだけです。
ルイーズは関わった者全てからお返しを一度にもらった(単に罰という)だけ。
こちらは『我欲100%』。
3人共に『自分だけが良ければ全てよし』。
施す側はいい気分にはならないでしょう。
共に暮らすなら助け合うのは当然、最低無干渉。
それが最低必要条件だと思います。
本筋のリリアとオーウェンのお話の方は一段落した感じですが、
リンデルとアリルの物語がどこに辿り着くのか楽しみです。
図書館を舞台にした作品はけっこうあって、作者の方たちも図書館や本が大好きなんだと思うと
ついつい読み始めてしまいますが、この作品はさらに本が別の世界へ誘ってくれるところが面白いです。
彼女たちの人生が遠い未来のリリアたちとつながることはあるのだろうか、と思いつつ続きを楽しみにしています。
束原ミヤコさま
おはようございます。
第46話「魔女リンデル」にあるリリアの先輩ジョセフィーヌの
「クリストファーさんのつい最近っていつですか」
のセリフに笑いがこぼれました。このひと言で職場の風通しの良さや
円満な人間関係がうかがい知れます。上司に対して訝しげな表情を
向けるジョセフィーヌの姿が目に浮かぶようです。
第45頁「グリーズ家の崩壊」でエラドは着々と追い詰められていって
いますが、今後ハインツが辞職したのちはどうなるのか。イルマもまた
エラドの元を去るのか。大切な人たちが離れていく。原因は自分にある
のだから、エラドはこの先ずっと、自責の念に駆られ続けるのでしょう。
リリアが何もせずとも、一番の報復になりますね。
ただイルマやリリアの考えるように、エラドは純粋で世間知らず、生育
環境も良くなかったことを思うと、少しばかり「こうなる前になんとか
できなかったかな」と残念にも思います。
この回でイルマが
「野良犬の産んだ子供は野良犬でしかありません」
と言いました。その言葉についてエラドがどう思ったかの記述は
ありません。が、きっと彼も不本意ながらもそれを認めざるを
えないでしょう。不謹慎かもしれませんがこの表現、「ピッタリだ」と
思いました。
平凡に普通に生きているイルマから見たルイーゼの生む子。
赤ん坊は神聖で美しいものだけど、その立場はイルマのいう通り、
拠り所のない、家庭のない犬と変わらない。
子どもに罪はないとはいうけれど。
リリアに対する罪の結実であり罪の象徴である子。
産む産まないを考えるもっと前段階の、母の愚かな所業の罪を子が背負う。
野良犬の子。
(妻に対しての裏切りを伴う)婚外子についてこんなにも辛辣な
表現。でもきっとこれが世間の大勢でしょう。
「野良犬の〜」のセリフに、当事者である私生児たちの苦悩は想像を
絶するものなんだろなぁ、とちょっと頭をよぎりました。
そんなことを連想させるとは。言葉のちからを再認識です。
「王女の交換日記」、すごく面白い。続きが楽しみです。
執筆頑張ってください。
束原ミヤコさま
おはようございます。
「グリーズ家の崩壊」(早速ですね)
なんという魅力的な文章!
どの段落、どの言葉の並びをとってもうっとりします。
ゆっくりたっぷり、この高鳴る胸のうちをお伝えしたいのですが、
あいにく、これから出かけなければなりません。
帰宅してからもう一度、感想を送らせてください。
あまりに調和のとれた内容に心を奪われ、矢も盾もたまらず、
走り書きの投稿をしてしまいました。
朝から喜びいっぱいです。
更新をありがとうございました。
束原ミヤコさま
更新をありがとうございます。
第43頁「父との対決」を読んで、喉に引っ掛かったものが取れたような、もどかしさが
軽減したような、そんな気分になりました。
幼少から結婚までの、リリアの人生に関わってきた者たちについて、いろいろと考えて
いました。まず、リリアを捨てた母親。子の立場からみれば絶対に許せない仕打ちです。
でも百歩譲って、最大限譲歩して母の立場で考えれば、この先の人生、リリアに金銭的な
苦労をさせたくない、貴族の身分を棄てさせたくないと苦渋の決断だったかもしれない。
許されることではないけれど。(母親について詳しい記載がないからそう思えるのかも)
許されざるはリリアの父です。リリアの扱いの酷さは筆舌に尽くし難い。鬼でも己の子は
かわいいというのに。「浮気で再婚、先妻の子を虐待」のひな形通りの鬼畜以下の父。
この父がリリアやリリアの母を苦しめたことを、一生後悔するような展開になってもらいたい、
己が為した所業がそのまま返ってくればいいのに、と呪っておりました。
エラドも然り。相応の罰が用意されているはず。すでにその一端はルイーズとのやりとりで
描かれていた。あれはまだ序の口だろうけど。これから期待していいんですよね?
義母については、「罪の意識はある人」であると小出しに描かれていました。
なので油断してました。今までリリアの立場で読んでいたのですから心のどこかに義母を憎む
モヤモヤしたものがあったはずです。この回で喉の引っ掛かりが取れたのは、その義母の罪の
重さを本人にはっきりと知らしめたから。小気味よかったー。
「誰かの不幸の上に成り立つ幸せなんて」砂上の楼閣ですよね、壊れてしまえ。
執筆ますます頑張ってください。
束原ミヤコさま
『昨日と今日は繋がっているはずなのに、まるで違う一日』
「自由への逃亡」の冒頭部分にある一文です。
同じ日は一日としてないということは、誰もが何となく知っていることです。
それをはっきりと意識するのは、大きな悲しみや苦しみ、不運があったとき。
不思議と満ち足りている時は、そんなふうには考えないようです。
平穏な日常が当たり前と、無意識に思っているからでしょう。
このシーンで「昨日と今日は~」の一文を書かれたのはさすがです。
心を削られてもその身を硬く強ばらせても、誤魔化して過ごそうとしていたのに。
とうとうエラドとの破綻した日常を認めてしまいました。
認めてしまえば「知らぬふり」をしていた自分には戻れないし戻らない。
この夜リリアは無力感に支配されましたが、この日を境に人生が喜びを感じられる
ものに転じました。
自分を否定しない人々の存在を受け入れたから。
「自分の価値は自分で決める」と決意したから。
薄暗い日々が、喜びを感じられるものと変化したのは、リリア自身が変わったことが
一番の理由でしょう。
ここまでくどくもなく、かと言って物足りなさもなく物語は運ばれてきました。
物語の大筋からほんの少し寄り道をして、登場人物の紹介や出来事をはさんでいる。
決して大きく逸脱しないから、各エピソードが物語を余すことなく補完している。
束原ミヤコさまの言葉選びは秀逸です。
テンポよく読ませる文体に言葉の配置。そして言葉の表記。
「お母様」「お母さま」「おかあさま」。音は同じなのに、視覚から受けるイメージは
それぞれ違う。発する人物像、その人物と母との距離感。年齢など。
文字の持つ情報は多大です。
それを意識していらっしゃるのでしょうか。
束原ミヤコさまの文章は「これを平仮名にしてはバランスが崩れる(と私が思う)」言葉
はちゃんと漢字表記で、それ以外は平仮名が多い。
漢字はその形から、イメージを固定したり硬い印象をもたせますが、平仮名は
「ことば」のイメージに余白をつくるように思います。
多分、その余白がこの物語全体を鷹揚で悠然としたものにしているのでしょう。
そのおかげで、「運命じゃない~」の世界観を存分に味わえるのだと思います。
リリアの刺繍のハンカチが欲しいと思わせるほどに。
執筆頑張ってください。
オーウェンは正しい権力の使い方してますね
ここぞと兄上の力を使って離婚を勝ち取れましたね
よかったよかった
クズ元旦那は「自分が後ろ暗いことがあると他人に対しても疑ってかかる」という典型的な例ですね
自分は浮気して子供作って相手の女が妻を侮辱しても放置したくせに何言ってるんだか
国王権限でもっとこてんぱんにしてほしい
そして元旦那の腐った父親も引きずり出して制裁されてしまえばいいのに
リリアが避妊薬を飲んでちゃんと自衛できていてよかった
でも王子の自宅に侯爵夫人が住み込みって大丈夫なのかな
平民との境目が緩くなってる世界みたいだけどやっぱり王族であり貴族でもあるしなぁ
とりあえずハニトラにかかったクズ旦那とうまく離婚できるように王族特権でもなんでも使って頑張ってほしい
ムカつくー結婚相手が浮気して自分を蔑ろにする。
自分が同じ立場でも幸せ感じるんかい!?
父親もエラド(夫)も、自分勝手な欲だけを満たして自分の所有物が勝手に居なくなることを嫌がっただけやん!!
自分の行動棚上げしてプライドを傷つけられたとか被害者意識持ってそう。
歌姫と元夫が結婚したら、エラドが正に馬鹿にしてた嫁の親と同じになるものね。
平民歌姫が侯爵夫人夢見てたのかもしれないけど、エラドは選ばなさそう。
離婚して、父親はどんな反応するのかな。
自分と同じことをしてるエラドの味方して、我慢しなかった娘が悪いと責めるのかな。
続き楽しみです。
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