寮母の性事情


 この小説はある大企業の男子社員寮で繰り広げられた痴態劇をモデルに私が脚色を加えたものである。
 その為、地域名や人名、企業名は全て仮称としている。
 また、物語に登場する人物、団体等実際のものと同じであっても一切関係ありません。
 この大企業は兵庫県西部に本社・工場のある鉄鋼メーカーに工員として勤務する(仮称)立花悠人(18歳)、(仮称)妹尾直人(20歳)、(仮称)山中剛(25歳)の三人と、本社総務部主任(仮称)田中文哉(33歳)、寮監・(仮称)安永寅蔵(45歳)、寅蔵の妻・寮母(仮称)安永まさみ(35歳)、パートの寮母(仮称)樋口陽子(39歳)の性に飢えた男と女たちの物語である。
 兵庫県広畑には製鉄所があった。従業員規模2000人の鉄鋼メーカーである。
この鉄鋼メーカーに入社してくる工員は、工業高校卒の新卒ばかりを採用している。
また、九州地方や四国地方、中国地方と西日本出身者が大半を占めていた。
地方出身者のため、全員が会社の寮に入寮するのだ。
 会社から数キロ離れた人気のない山の中腹にその社員寮があった。
その寮母の安永まさみは年齢35歳と、一際目立つ美貌の持ち主であった。
 彼女は寮生の食事の賄いを主な業務にしていた。そして寮生50人の郵便物や宅配便等の受け取りや、風呂掃除なども業務にしていた。
 まさみは身長162cm、顔の輪郭は整い、鼻筋は通っていて、目は大きく、二重瞼であった。体は大学時代に器械体操で鍛えた所謂、8頭身美人のゴールデンプロポーションの持ち主であった。
寮生たちからは一度は抱いてみたい女と、噂されていた。
しかし、この噂はこの寮内だけの話しであり、寮監はもちろん、寮母も全く知らない。ましてや、本社総務部の寮担当者も全く知らないのであった。
しかし、寮監の寅蔵は好色な男であり、また、ある特別な性癖を持っていたのだ。
まさみも、パートの陽子もその寅蔵の怖さをよく知っていた。
決して寅蔵を怒らせるな!が、まさみと陽子二人の申し合わせ事項であったのだ。
 
 この寅蔵を巻き込んだ、寮生3人と寮母二人の性事情の物語である。
 どうぞ最後まで、お楽しみ下さい。
 
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