聖女さまは最愛を愛してはいけない
12歳のある日、聖女として目覚めた男爵令嬢エミリア・リュディガーは、聖女としての務めを果たすべく最愛の婚約者セシルと離れ、俗世を捨て、名を捨て、神の代行者であり、小さな神さまたる土の聖女として生きることになる。
だがしかし、聖女として本格的な活動が始まる16歳の特別な日、彼女はもう1度、彼の最愛と最悪の形で相見えることとなる。
私は、最愛を愛してはいけない、愛されてはいけないのだから———、
これは全てを捨てなければならない聖女と、全てを捨ててでも最愛を取り戻そうとするこわれた聖騎士の愛のお話である。
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