逃がさない。これは君を愛でる罠〜内気な店主の正体は、私を飼い殺す淫魔でした。

「……お父様、あなたは僕を信じる。――そうでしょう?」

激しい雨の日。女子大生の白雪(しらゆき)が逃げ込んだ古書店で出会ったのは、おどおどした仕草で母性本能をくすぐる内気な店主・ゼクスだった。
不運にも「茨の呪印」を刻まれてしまった白雪は、彼の手厚い看護を受けることになる。
「治療のため」と囁く彼の熱い舌が肌を這い、甘い痺れが理性を溶かしていく。
コンプレックスだった平坦な胸さえも「奇跡のような美しさだ」と、とろけるような愛撫で肯定され、白雪は次第に彼へと心身を委ねていくが……。

だが、彼女は知らない。

その呪いさえ、五百年分の孤独を隠した「高位淫魔」である彼が、彼女を飼い殺すために仕掛けた残酷な「嘘」であることを。

スマホは没収され、家族さえも術中に。
優しき店主の仮面を脱ぎ捨て、執愛の牙を剥く瞬間はすぐそこまで迫っていた――。
「外は雨ですよ。日常も、お父様も。……もう、誰も君を助けには来ません」
逃げ場のない「永遠の檻」で、淫魔に甘く飼育される日々が幕を開ける。

◆簡潔に言うと高位の淫魔ゼクスに白雪が「優しく、甘く絡め取られる」物語です。

本作は「第二章」までの抜粋公開となります。
物語の全容と、より深く濃密な愛執の続きは、DLsite(がるまに)にて作品名『茨の永遠、蜂蜜の檻』で検索の上、完全版でお楽しみください。
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