八重桜の巫女

時は平安。

やんごとなき身分を持つ、貴族の殿方や姫君らが恋に花を咲かせる日々を過ごしている。

その姫君である咲夜(さくや)は走っていた。釣り合わない、絶対結ばれない……と勘違いして、とある八重桜の木に助力を求めた。

自らが、その八重桜の樹に舞を奉納する巫女ゆえに……樹に宿る神へ。
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