彼女は『好き』という方程式が解けない

女の子を、しかも親友を好きだなんて絶対に言えない。
長い髪に触れたいなんて思ったなんて絶対に言えない。
そう恋を騙し、自分も騙し、親友であり続けようとした私──二条奏。
それでも良かった。
そうするつもりだった。

高校最後の冬が来る。別れの冬が──。 ソフトGLです。
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