狂情の峠
製薬会社二社が共同開発した新薬の採用を巡って、昭和記念総合病院では、二社の薬の処方量の多寡で決定することとなった。共同開発した二社の取り決めでは、全国の病院を二分して採用会社を事前に決め、トラブルが発生しないように決められていた。昭和記念総合病院は、万永製薬の採用が取り決められていたが、内分泌科の藤江医師からの突然の大和薬品の薬の申請が出された事によって、万永製薬の思惑とは違って競争による採用という事になってしまった。万永製薬のMR乗倉敏和と大和薬品のMR長谷辺保は山仲間として親しかったが、これをきっかけに関係は悪化する。長谷辺は本来、乗倉の会社の薬が採用される筈の病院である事から、乗倉との関係を修復しようと、同じMR仲間で恋人の先崎文恵に相談する。長谷辺は、先崎文恵のアドバイスで処方している藤江医師に、乗倉の会社の薬を処方するよう依頼するとともに、乗倉に自分の意思を伝えようとするが理解されない。
そんな中、長谷辺は、先崎文恵に日本三大峠の一つ雁坂峠への山行を誘うが、都合が悪く、結果的には弟の稔と登る事になる。また、乗倉も山好きな空木とともに、長谷辺とブッキングする日程で、同じ山域に違うルートからではあるが登ることになる。そして、あろうことか長谷辺は、目指した雁坂峠で何者かによってナイフで刺殺されてしまう。乗倉と空木は、その第一発見者となり、前日からその山域に入って、兄と峠で待ち合わせをしていた弟の稔とともに容疑者となってしまう。
そんな中、長谷辺は、先崎文恵に日本三大峠の一つ雁坂峠への山行を誘うが、都合が悪く、結果的には弟の稔と登る事になる。また、乗倉も山好きな空木とともに、長谷辺とブッキングする日程で、同じ山域に違うルートからではあるが登ることになる。そして、あろうことか長谷辺は、目指した雁坂峠で何者かによってナイフで刺殺されてしまう。乗倉と空木は、その第一発見者となり、前日からその山域に入って、兄と峠で待ち合わせをしていた弟の稔とともに容疑者となってしまう。
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