後悔?勝手にすればよろしくて? ―蔑まれた首振り令嬢は、裏切りの婚約者へ優美に微笑む―
バセロルト公爵家の長女アーベリアに、王城から書簡が届いた。
それは、ユグドール王国の王太子ライラックとの婚約の打診だった。
昔からライラックとの婚約を望み、ずっと夢見ていたアーベリアは、その話に二つ返事で承諾する。
そしてアーベリアは、護衛役である弟のイグニスと共に王城へと向かう。
しかしそこは、王妃が牛耳る『魔の巣窟』だったのだ。
自分の息子を溺愛する王妃は、婚約者になったアーベリアを城から追い出そうと画策する。
そのうえ、ライラックと親密な関係を匂わせる伯爵令嬢のジューンメリーも現れ、ライラックはつねに彼女と一緒にいるようになる。
一週間に一度のアーベリアとライラックのお茶会にも、ジューンメリーを参加させる始末で。
それでもアーベリアは、ライラックの婚約者であるために耐え忍いでいた。
そんな彼女に、ライラックが「今度のパーティーのパートナーはジューンメリーにするよ」と告げてきて――?
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