『ひとり、異世界の郵便小屋で』-名前を捨てた村で、心の手紙を届けています-
ある日、目が覚めたら、知らない村の郵便小屋にいた。
名前も、時計も、地図もないこの村で、私は“手紙を預かる役目”を任される。
差出人も宛先もない手紙、書かれていない便箋、
届かないはずの返事。ここでは、すべてが“心で届く”。
少女が言った。「この村では、言葉じゃなくて、想いが先に届くんです」
人との関わりを避けてきた私が、忘れかけていた自分自身と出会い直す物語。
――これは、「誰かに届けたかったけど、出せなかった人」たちのための、静かな再生譚。
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