迷子の言葉と、月夜の小さな翻訳屋さん~あなたの想い、私が届けます~
古い商店街の片隅で、ひっそりと「月読(つきよみ)翻訳店」を営む主人公・小夜(さよ)。彼女が翻訳するのは、外国語だけではない。伝えたいけれど伝えられない、言葉にならない人々の「想い」や「感情」を、手紙や詩、時には小さな物語にして届けるのが彼女の仕事だ。ある雨の夜、亡き妻への言葉を探す不器用な老人、初恋の人に想いを伝えられない内気な青年など、様々な依頼人が彼女の元を訪れる。彼らの心に寄り添い、言葉を紡ぐ小夜だったが、彼女自身もまた、過去に伝えられなかった想いを抱えていて…。言葉の温かさと切なさを描く、ちょっぴり不思議で優しい物語。
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