離縁ですね?ありがとうございます!
帝国最高峰の名門ロドウェル家の才媛ソフィーナは、王国のベルヴェデーレ公爵夫妻から「どうか無能な息子を支えてほしい」と泣きつかれ、頭を下げられてガイズと政略結婚をした。
ソフィーナは卓越した手腕で傾きかけた公爵領を立て直すが、愚鈍で傲慢なガイズは自らの才覚だと激しい勘違いを起こし、愛人コリンダを伴ってソフィーナに身勝手な離縁を突きつける。
未練など微塵もないソフィーナは笑顔で離縁状を受け取り、事の顛末を公爵夫妻に伝えて故郷の帝国へ堂々と帰国した。
真実を知った公爵夫妻は激怒してガイズを廃嫡へと追い込み、領地運営が破綻した王国公爵家は急速に凋落していく。
一方、至宝と称されたソフィーナの離縁を知った帝国では、皇弟をはじめとする名門貴族たちからの求婚が殺到。
己の立場を理解できず帝国まで復縁を迫りに来たガイズを待ち受けていたのは、公爵家の全財産と債権を握るソフィーナによる容赦のない真実の開示だった。
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