冷酷な元夫と裏切りの妹に離縁状を叩きつけたら、隣国の美しき辺境伯に溺愛されていました
名門ロアン伯爵家に嫁ぎ、冷遇されながらも献身的に領地と屋敷を支えてきた長女フロレンシア。しかし、夫テオバルトは彼女の功績を一切認めず、屋敷に入り浸るフロレンシアの実妹アマリアと不貞関係に溺れていた。
姑のレオカディアも妹を溺愛し、フロレンシアを厄介者として追放しようと画策する。浮気を問い詰めても「お前が女として冷たいのが悪い」「お姉様から愛する人を奪っただけ」と開き直る夫と妹。理不尽な侮辱に激怒したフロレンシアは、これまで管理していたすべての財政基盤を凍結し、用意周到に自ら離縁状を叩きつけて屋敷を去る。
身一つで自由を手にしたフロレンシアは、かつてその薬草栽培と機転で命を救った隣領の辺境伯ヴァレリアンに温かく迎え入れられる。一方、有能なフロレンシアを失った伯爵家はみるみる崩壊へと突き進んでいく。アマリアの懐妊によって正妻の座が奪われそうになる中、夫と妹を待ち受けていたのは、誰もが予想し得なかった残酷な裏切りの連鎖だった。
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