つがいの話短編集
遠い昔、この世界には気まぐれな神様と、人間と、獣がいた。
神様は、人間と獣の間に獣人を作った。しかし、獣人は人間からも獣からも拒まれ、消えそうになった。
そこで神様は、獣人たちの魂を対に結んだ。
互いの心がつながることで、獣人たちの生きる力となるように。
※『つがいのような話』より
そんなある日、人間が神様に願った。
「私たち人間も魂のつながった愛しい番がほしい」
神様は、願いを聞き届けた。
人間の番は、性別や年齢を問わず、相手に愛しさや恋情を抱いてしまうものになった。
※『ずっとそばにいたつがいの話』より
気まぐれな神様は、縁を結ぶことも、結ばないこともあった。
そうしてこの世界には、さまざまな番の形が生まれていった。
―――――
気まぐれな神様が、適当に結んだつがいの話。
ほとんどロマンチックじゃない。
いろんなつがいたちのお話(1話完結)を載せています。
不定期更新です。
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