盾役は辞めろと仰いますが
適性がこれしかないんですって。あと貴方誰ですか。
魔力の量と質が全てのこの世界で、カイセルは耐久値と自己治癒能力だけに特化している盾役だった。その為盾役なのにカイセルだけが生き残ってしまう事が頻発しており、どのパーティーにも恐れられ煙たがられている。
仕方なく王宮直属の特殊部隊に所属し、日々女王から投げられてくる過酷な任務を熟す日々。
そんなある日、任務で窮地に陥り、流石に死を覚悟したカイセルだったが、そこに救援にやって来たのは若くして名を馳せる美貌の魔術騎士・ハインリヒ。
「――なんで、何でアンタは『また』そんな役回りをやっている……!」
どうやらカイセルを知っている様子のハインリヒに訳も分からぬまま囲い込まれ、その炎のような執着と愛を一身に受けることになるが……。
並々ならぬ執着と愛を注いでくるハインリヒだが、その目の奥では自分ではない誰かを重ねていることを理解していくカイセル。お前の胸に空いた穴は、俺の形をしているのか。
これは失い続けた二人の男が、【愛の落としどころ】を探す話。
執着溺愛元陰キャ剣士×自己犠牲系卑屈元陽キャ盾役
※付きのタイトルは性描写がある予定です。
一部軽めのグロ描写があります。
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