にゃんということでしょう

侯爵令嬢キアティーヌは、目覚めとともに違和感を感じた。
見慣れているはずの自室が、全体的に広く、そして大きく感じる。

(にゃんですかこれはー!!!)

寝台から飛び降りて姿見の前で絶叫した。

鏡に映るのは、キアティーヌの毛色と瞳の色はそのままで、だがしかし猫になった姿だった。


※全三話
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