熱い風の果てへ
沙良は母が遺した絵を求めてエジプトにやってきた。
カルナック神殿で一服中に池に落ちてしまう。
必死で泳いで這い上がるが、なんだか周囲の様子がおかしい。
そこで出会った青年は自らの名をラムセスと名乗る。
まさか――
そのまさかは的中する。
ここは第18王朝末期の古代エジプトだった。
※本作はすでに販売終了した作品を改稿したものです。
カルナック神殿で一服中に池に落ちてしまう。
必死で泳いで這い上がるが、なんだか周囲の様子がおかしい。
そこで出会った青年は自らの名をラムセスと名乗る。
まさか――
そのまさかは的中する。
ここは第18王朝末期の古代エジプトだった。
※本作はすでに販売終了した作品を改稿したものです。
プロローグ
1 カルトゥーシュの謎
2 エジプト、運命の地へ
3 『聖なる池』
4 運命が引き合わせた出会い
5、事変前
6、最期の時間
7、イシスの占い師、星の予言
8、ホルエムヘブ将軍
9、事変、謀反
10、星の言葉
11、動き始めた運命
12、野望の始まり
13、二人きりの夜と計画の開始
14、ヒッタイトの王子
15、暗殺
16、戦争の幕開け
17、行くなと言って!
18、愛の決意
19、誓い
20、エジプトの未来に捧げる
エピローグ
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