私の可愛い義弟が求婚者になった話
デビュタントの日、デビューして三年目となるアンジェリカは、未だ求婚者が一人も現れないことに憂鬱を感じていた。
今日もエスコートは義弟。壁の花となって気まずい思いをしたり、変な男に言い寄られないよう、側でいつでも守ってくれている。……自分の花嫁捜しはそっちのけで。
自分だけが結婚できないならまだしも、このままでは可愛い義弟まで婚期を逃してしまう。
思い悩んだアンジェリカは、ふと思いついた。
「私が義弟好みのご令嬢とお近付きになればいいのではないかしら」
そこで義弟の好みを尋ねてみれば、抱き寄せられて髪に口づけを落とされ、囁かれたのだ。
「こんな金髪で、こんな紫の瞳で……」と。
今日もエスコートは義弟。壁の花となって気まずい思いをしたり、変な男に言い寄られないよう、側でいつでも守ってくれている。……自分の花嫁捜しはそっちのけで。
自分だけが結婚できないならまだしも、このままでは可愛い義弟まで婚期を逃してしまう。
思い悩んだアンジェリカは、ふと思いついた。
「私が義弟好みのご令嬢とお近付きになればいいのではないかしら」
そこで義弟の好みを尋ねてみれば、抱き寄せられて髪に口づけを落とされ、囁かれたのだ。
「こんな金髪で、こんな紫の瞳で……」と。
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